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女性600人が選んだ「欲しいスマート家電・時短家電」ランキング

 あなたのお宅には、どんなスマート家電や時短家電がありますか? 今回は、20~40代の既婚女性600人に聞いた、家事の時給、嫌いな家事、取り入れたいスマート家電などの調査結果をご紹介します。旦那さんに家事参加をお願いしてもうまくいかないなら、イライラする前に、スマート家電や時短家電を導入するのがおすすめです。

 ロボット掃除機などを製造販売するアイロボットジャパンが、全国の20~40代の既婚女性600人へ行なった「日常の家事に関する意識調査」で、「日々の家事に時間が足りないと感じるか」を尋ねたところ、「大変感じる」が18%、「やや感じる」が39.7%となり、「家事に時間が足りないと感じる」人は約6割に上りました。また、「夫にも家事参加してほしいか」を聞くと、「参加して欲しい」が39.7%、「できれば参加して欲しい」が46.2%で、実に85%以上が夫の家事参加を希望していることが分かりました。

「日々の家事に時間が足りない」と感じる主婦は約6割
「夫にも家事参加してほしい」と感じる主婦は85%

 次に「家事における主婦の働きを時給で換算するといくらに相当するか」を0~1万円の範囲で尋ねると、全体の平均額は1,639円という結果に。20代と30代では専業主婦が1,200円台だったのに対し、有職者の平均額が1,500円以上となりました。一方40代では、有職者の1,873円を専業主婦の1,915円がわずかに上回る結果に。

家事の時給換算額は平均1,639円、年代によって傾向に差

 続いて「家事を“手抜き”することにうしろめたさを感じるか」を聞いたところ、「あまり感じない(38.7%)」と「全く感じない(14.4%)」を合わせると半数を超えました。家事に掛ける時間が足りないと感じる人は、手抜きを「やむを得ない」と考えているのかもしれません。

家事の手抜き、「うしろめたさを感じない」が半数以上

 また、「1番嫌いな家事」を聞くと、1位「食事の支度(23.5%)」、2位「部屋の掃除(22.8%)」、3位「風呂掃除(18.2%)」となり、上位2つはわずかの差となりました。毎日繰り返して行なう食事の支度や掃除が嫌いだという傾向がうかがえます。

嫌いな家事、「食事の支度」と「部屋の支度」が僅差で上位

 さらに「現状の家事を効率的に改善する方法」を尋ねると、最も多かったのは「家族で家事を分担(53.3%)」で、「スマート家電導入(33%)」、「家事代行サービスなどを使用(8.7%)」が続きました。まずは、お金を掛けずに家族で家事分担する方法を挙げる人が多い結果となりました。

家事の効率的な改善、最多は「家族で分担」半数以上

 最後に、「スマート家電や時短家電で取り入れてみたいのもの」を聞いたところ、「ロボット掃除機(37%)」が最多となり、続いて「食器洗い乾燥機(21.3%)」、「乾燥機能付き洗濯機(12.2%)」という結果に。掃除や食器洗い、洗濯など家事のなかでも、後片付けに掛かる時間を節約したいと考えている人が多いことが分かりました。

取り入れたい家電、3人に1人以上が「ロボット掃除機」

 家事に掛けられる時間が足りない主婦にとって、スマート家電や時短家電は心強い味方。仕事に限らず、買い物などで家を不在にしている間に、スマート家電がで掃除や洗濯が済むと、時間と心にゆとりが生まれそうですね。