ニュース

タイガー、もち米や雑穀米からも作れる「甘酒」メニュー搭載のIH炊飯ジャー

 タイガー魔法瓶は、甘酒専用メニューを搭載した小容量IH炊飯ジャー「<炊きたて> JPF-A550」を、8月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は28,000円前後(税抜)。

IH炊飯ジャー「<炊きたて> JPF-A550」3合炊きタイプ

 3合炊きの小容量IH炊飯ジャー。15分でおかずが完成する時短調理メニューや、もち米や雑穀米も使える「甘酒」メニュー、毎日続けられる美味しさを実現した「麦めし」メニューを搭載し、健康や美容に気遣った調理をできる点が特徴。

 甘酒メニューの使い方は、内なべに炊きたてのごはんと水、米麹(乾燥)を加え、炊飯器にセット。「甘酒」メニューを選択し、加熱時間を設定して炊飯キーを押すと、約6時間で甘酒が完成するという。

 なべ内の温度は約60℃に保たれ、温度管理が難しい甘酒も手軽に作れるとしている。使用するごはんは、白米以外にもち米や雑穀米、赤飯なども可能で、好みの甘酒作りを楽しめる。また、完成した甘酒はそのまま飲むだけでなく、砂糖やみりんの代わりの調味料や、スイーツのアクセントとしても使えるという。

甘酒メニュー使い方
作った甘酒は飲む以外の使い方もあるという

 麦めしメニューは、水溶性食物繊維が豊富な大麦と白米を一緒に炊き上げるプログラム。大麦の特性に合わせた独自仕様でニオイを抑制し、毎日続けられる美味しさを実現している。麦専用計量カップも付属し、無理なく始められる「麦1割」、健康効果が高いと言われる「麦3割」から選べる。内なべにも専用水メモリを備え、美味しい麦めしを簡単に炊けるという。

 15分時短メニューは、野菜と豚肉の酒蒸しやカレイの煮つけ、ミネストローネ、麻婆豆腐など、和食から洋食、中華まで幅広いレシピを用意。早く昇温させることで15分で1品完成させられ、短時間でも本格的な料理が作れるとしている。

 また、冷凍用のごはんが美味しく炊ける「冷凍用ごはん」メニューを搭載。解凍した際に見られるベタつきやかたさを解消するために、白米よりも時間をかけて吸水し、ベタつきを抑えながら芯までふっくら炊き上げ、炊きたてだけでなく、冷凍保存しても美味しさを保つという。まとめて炊飯したごはんを冷凍し、空いた炊飯ジャーで時短メニューのおかずを作れば、忙しい生活を送る中でも美味しく食事ができるとしている。

大麦のニオイを抑制し、毎日続けられる美味しさを実現した「麦めし」メニュー
魚の煮付けや麻婆豆腐が作れる15分時短メニュー

 内なべは、金属釜に独自の土鍋素材をコーティング。遠赤効果でふっくらした炊きあがりを実現している。金属釜自体には、ステンレスとアルミを重ねた5層遠赤特厚釜を採用し、熱をムラなく均一に広げ、素早くお米に伝えるという。

 本体サイズは、232×322×181mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3kg。消費電力は705W。カラーはサテンホワイトとサテンブラック。

5層遠赤特厚釜に土鍋素材をコーティングした内なべ