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クラウドファンディング家電~alexaとバッテリー内蔵の"ポータブル"スマートスピーカー「MEMO」

「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 日本ポステックは、マグネットで壁などに着脱でき、Alexaとバッテリーを内蔵したポータブルスマートスピーカー「MEMO」を、クラウドファンディングプラットフォーム・MAKUAKEで支援募集を開始した。本体購入が可能な支援額は、6月1日14時現在9,980円~40,580円(税込・送料別)。

ポータブルスマートスピーカー「MEMO」

 Alexaとバッテリーを内蔵したポータブルスマートスピーカー。AIとして「Alexa」を内蔵するほか、容量2,200mAhのバッテリーを内蔵し、Wi-Fi接続で最大8時間、Bluetooth接続で最大20時間の連続再生が可能とする。

 Amazon Alexaの認定を受けており、amazon musicやdヒッツなどの音楽再生、ラジオ・Podcastの再生、amazonでの買い物、Kindleの読み上げ、スマートホーム連携など、同AIを有する一般的なスマートスピーカーと同等の機能を有するという。

 「再生/一時停止」「音量小/大」「Wi-Fi」「お気に入り」「alexa」ボタンを搭載し、お気に入りボタンでは、プレイリストの保存/再生/切り替えを行なえる。「alexa」ボタンでAIを起動するが、本機のAI起動は「アレクサ」と話しかけず、本体ボタンを押す方法を採用。これにより、予期せぬ起動や誤作動を防げるという。

 アプリを介することで、複数台の同時再生が可能。リビングと寝室で同時に音楽を流したり、2台を右と左に振り分けてステレオサウンドを楽しむこともできる。また 本体背面の中央に磁石を内蔵し、壁などに設置可能なため、キッチンなどでの利用も可能。

 本体サイズは142×70×24mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約238g。Wi-Fiは802.11 b/g/n、Bluetooth 4.2に対応する。充電所要時間は3.5時間。カラーは、ブラックとホワイトの2色展開。

磁石を内蔵し、壁掛けでの利用もできる