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富士通ゼネラル、熱交換器を55℃以上に加熱する“加熱除菌”を「ノクリア」ミドルクラスにも採用

 富士通ゼネラルは、エアコン内部の熱交換器を加熱除菌する機能を、ルームエアコン「nocria(ノクリア)」のミドルクラスにも採用し、4月下旬に発売する。省エネ性が高いハイスペックモデル「Zシリーズ」と、高さを抑えたスリムモデル「Dシリーズ」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、21万~36万円前後、13万~19万円前後(税抜)。

ハイスペックモデル「Zシリーズ」
スリムモデル「Dシリーズ」

 熱交換器を55℃以上に加熱するルームエアコン「ノクリア」シリーズ。エアコン内部の熱交換器に付着している水分を55℃以上で加熱し、雑菌やカビ菌を除去する。エアコンから送り出される気流を、これまで以上に清潔にしたという。

 同機能は、2017年11月に発売したフラグシップモデル「ノクリア」Xシリーズに、業界で初めて搭載。今回ミドルクラスにも採用し、ラインナップを拡充した。

熱交換器の水分を55℃以上に加熱する「加熱除菌」機能

 Zシリーズは、室温センサーを搭載し、部屋の温度を計測。運転のムダを減らして省エネに貢献するという。このほか、梅雨時や低温時に乾きにくい洗濯物をスピード乾燥させる「ランドリーモード」も搭載。室内機の本体サイズは、798×350×293mm(幅×奥行き×高さ)。

 ラインナップは、6畳向け「AS-Z22H」から、29畳向け「AS-Z90H2」まで全9機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、21万~36万円前後(税抜)。

Zシリーズにはランドリーモードを搭載

 Dシリーズは、室内機の高さを抑えたスリムモデル。窓上のような狭いスペースにも設置できるとしている。本体サイズは、777×319×250mm(同)。

 ラインナップは、6畳向け「AS-D22H」から、18畳向け「AS-D56H2」まで全5機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、13万~19万円前後(税抜)。

Dシリーズの室内機は、高さを抑えて狭いスペースに設置可能