ニュース

ネスレ、チョコレートの新種類「ルビー」を世界で初めて商品化〜1本400円、5,000本限定のキットカット

 ネスレ日本は、ルビーチョコレートを使ったチョコレート菓子「キットカット ショコラトリー サブリム ルビー」を発売。日本と韓国で展開するキットカットの専門店「キットカット ショコラトリー」の店舗と通販で、1月19日〜1月25日に限定5000本で販売する。価格は1本400円(税抜)。

ルビーチョコレートを使った「キットカット ショコラトリー サブリム ルビー」

 ルビーチョコレートは、ビター・ミルク・ホワイトと3種類あるチョコレートの世界に、昨年9月に加わった新しいバラエティ。希少なルビーカカオ豆による天然の美しいピンク色と、ベリーのようなフルーティーな酸味が特徴で、スイスのチョコレートメーカーであるバリー・カレボー社が10年以上の歳月をかけて開発に成功したものだ。

 ネスレ日本 常務執行役員 コンフェクショナリー事業本部長のセドリック ラクロワ氏は、「昨今カカオ豆の産地や製造方法にまでこだわるビーントゥバーの人気が示すように、常に新しいチョコレートが求められています。ルビーチョコレートを世界で初めて導入し、皆様に新しいチョコレート体験を提供したいとの思いから商品を開発しました」と話す。

ネスレ日本 常務執行役員 コンフェクショナリー事業本部長のセドリック ラクロワ氏。「新しいチョコレートは、恋人・友人・自分へのプレゼントとして、バレンタインにも最適です」

 発表会には、ルビーチョコレートを生み出したバリー・カレボー社のマーケティングディレクター、バス スミット氏も登壇。「ルビーチョコレートは、80年ぶりに登場した新しいチョコレート。ルビーのようなカラー、フレーバー、テクスチャーを持ち、これまでのチョコレートとは異なるニーズを満たすはずです。今回は日本に合う味に仕上げたので、きっと気に入っていただけると思います」と、チョコレートの新種類に自信を見せた。

バリー・カレボー マーケティングディレクターのバス スミット氏。「我々が開発したルビーチョコレートが、キットカットから世に出ることを心から嬉しく思います」

 4カ月前に発表されたばかりの新素材をいち早く取り入れ、世界で初めて一般消費者向けに商品化。「ル パティシエ タカギ」オーナーシェフでトップパティシエとしても知られる高木康政氏の監修のもと、キットカット ショコラトリーで人気の「サブリム」シリーズで展開される。同シリーズは高級路線のキットカットとして支持されており、ここに新たにルビーをラインナップする。

「ル パティシエ タカギ」のオーナーシェフであり、「キットカット ショコラトリー」を全面監修するパティシエの高木康政氏。発表会では「ルビーカカオならではの色合いや酸味を最大限楽しんでもらうために、とてもシンプルなキットカットに仕上げました」と新商品を紹介した。

 まずはルビーを1本単位で先行販売し、その後バレンタイン需要に合わせて、2月1日よりアソートにして発売するという。この「キットカット ショコラトリー サブリム バレンタインアソート」は、5本入り(ルビー2本、ビター・ミルク・ホワイト各1本)と、7本入り(ルビー2本、ビター・ミルク・ホワイト・抹茶・ロー各1本)。価格は順に1,800円、2,400円(税抜)。

1月19日〜1月25日に限定5,000本で販売される「キットカット ショコラトリー サブリム ルビー」。上段にあるのがルビーカカオ
2月1日より発売される「キットカット ショコラトリー サブリム バレンタインアソート」。ルビー単品での販売予定はないという