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ネスレ日本、ファンケルとの協業で健康をサポートする「ネスレ ウェルネス抹茶 カロリミット」を発売
2017年10月12日 17:12
ネスレ日本とファンケルは、栄養や健康の問題解決に共同で取り組むプロジェクトを始動することを発表した。プロジェクトの第1弾として、共同開発した「ネスレ ウェルネス アンバサダー」向けカプセル製品を発売した。
「ネスレ ウェルネス アンバサダー」は、体に大切なビタミンやミネラル、健康や美容などをサポートするプラス成分が配合された専用カプセル「ネスレ ウェルネス 抹茶」の定期購入サービス。専用サイトで簡単な質問に答えると、その日におすすめの、必要としているだろう栄養素が配合されたカプセルが指定される。
カプセルは、コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」で使用でき、サービスを利用すると同機が無料で使える。
既存のカプセル「ネスレ ウェルネス抹茶」4種類がリニューアルされたほか、「ネスレ ウェルネス抹茶 カロリミット」と「ネスレ ウェルネスラテ」3種類が、ファンケルの監修と共同開発により発売される。いずれも内容量は15個(杯分)。価格は各1,350円(税抜)。
ファンケルという、栄養の世界の中で培われた知見が必要
発表会では、ネスレ日本の高岡浩三CEOや、ファンケルの池森賢二会長、島田和幸CEOが登壇。両社がコラボレーションすることによるメリットを語った。
高岡氏は、今回のプロジェクトを同氏からファンケルの池森氏にお願いする形でスタートしたと言う。
「私たちのキットカットやネスカフェや嗜好品の中では巨大なブランドではありますが、こと栄養に関しては、逆に言うと非常に遠い存在でもあります。だからこそ、この栄養価値のある商品を強化していただくためには、ファンケルさんのような栄養の世界の中で培われたブランドの助けが必要だと考えました」(高岡氏)。
高岡氏の提案に対して、ファンケルの池森会長は二つ返事で応じたという。
「世界の大企業であるネスレさんと、ファンケルという小さな会社がコラボレーションできるというラッキーな機会はないと思っています。健康に対して両者とも大変に力を入れています。その点の目的はまったく同じ。今後は、このチャンスを活かして、世界のネスレで売ってもらえるような製品を、研究開発していきたいと考えています」(池森氏)。
既に両社の企画や開発の現場では、今後の展開について盛り上がりをみせ、様々なアイデアが出てきているという。今後は、こうしたアイデアを元に、順次、製品化に取り組んでいくことになるとも語られた。