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タニタ、飲酒中や寝起きのアルコール濃度を計測できるアルコールチェッカー

 タニタは、呼気中のアルコール濃度を計測する「アルコールチェッカー EA-100」を、2月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5,000円前後(税抜)。

アルコールチェッカー EA-100

 本体に息を4~5秒吹きかけると、呼気中のアルコール濃度を表示してくれるアルコールチェッカー。飲酒時や翌朝に測定することで、個人差のある酔いの状態や適切な飲酒量を客観的に把握できる。健康的な飲酒や、飲酒エチケットの向上に役立つという。

 測定範囲は、0.00~0.50mg/L。0.05mg/L単位で表示する。メモリー機能を搭載しており、前回値と交互に表示し、増減比較も矢印でわかりやすく知らせてくれる。飲酒時の呼気中アルコール濃度の推移が直感的に把握しやすいという。また、飲酒した翌朝にチェックすることで、前日の飲酒量が自身にとって適切だったかも振り替えれるとする。

 本体サイズは、32×17×105mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約31g。電源は単四形アルカリ乾電池を2本。電池寿命は約1年。カラーはネイビーとホワイトの2色。

メモリー機能を搭載し、前回値からの増減を矢印で表示する

 同製品は、アルコール検知器の技術や品質の向上、普及啓発を行なう団体「アルコール検知器協議会(J-BAC)」の検定準拠品となっている。近年、アルコール検知器の市場拡大に伴い、品質面で劣った商品の流通や、誤った解釈をして正しい使い方がされていないケースが散見されるという。アルコールチェッカーは、商品の性能、品質管理体制など、同団体が定める条件を満たし、認定を受けた製品となる。

 今後も、第三者機関の認定を受けた高精度、高品質な商品の提供を通して、健康飲酒の啓発に取り組んでいくという。また、同社が展開する新ブランド「エチケットチェッカー」シリーズのひとつとして、アルコールチェックを健康飲酒だけでなく「大人のエチケット」として定着させていくことで、飲酒マナーの向上に貢献していく考えだとしている。