オムロン、家庭用血圧計の世界累計販売台数が2億台を突破

　オムロン ヘルスケアは、2016年11月に家庭用血圧計の世界累計販売台数が2億台を突破したと発表した。

最新の手首式血圧計「HEM-6324T」

　同社によれば、1号機の発売開始から累計販売台数1億台を突破するまでに36年かかったという。だが健康意識の高まりや、世界的な生活習慣病患者の増加、家庭血圧の重要性の浸透など、血圧計市場はグローバルに成長を続け、1億台の達成からはわずか7年で2億台を達成できたとする。

　同社の血圧計1号機「HEM-1」が発売された1973年から43年になる現在、家庭用血圧計は世界110カ国以上で使われ、グローバルシェアは約46%を占めているという。

1973年に発売された血圧計1号機「HEM-1」

　オムロン ヘルスケアは「2億台達成を新たなスタートととらえ、これからも血圧計を中心に、高血圧に起因する脳・心血管疾患の発症予防に役立ち、健康ですこやかな生活に貢献できる商品創造を行ってまいります」とコメントしている。