ドリテック、和食器に馴染む陶器製の電気ケトル

 デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル」が、6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月3日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

ドリテック、和食器に馴染む陶器製の電気ケトル

「陶器電気ケトル PO-122」ブラック

 ドリテックのブースで記者が注目したのは、陶器製の電気ケトルだ。昔ならがのヤカンのような形を採用した本体は、フタ、容器ともに陶器製。手に持つとステンレスやプラスチックとは違う、ずっしりとした重みや感触がある。

 これまで電気ケトルというと、ポップなデザインや派手な色が採用されることが多かったが、PO-122は、和食器に合うような渋めのデザインやカラーを採用。実際、会場でも和風テイストの小物と共に展示されていたが、何の違和感も感じなかった。発売は6月下旬予定。価格は10,500円。

製品本体蓋を開けたところプラスチックとは違う重さや感触がある
スイッチは本体側面の底部付近に設けられている茶器と並べて展示されていたが、何の違和感もなかった

 電気ポットから電気ケトルに乗り換えたけど、ちょっとした保温機能はやっぱり欲しいという人にお勧めなのが、同社の電気ケトル「かぐや PO-311」だ。見た目は一般的な電気ケトルと全く変わらないが、本体には、60℃/80℃/100℃から温度が選べる保温機能を搭載している。

 電気ポットより場所を取らずに気軽に使えるので、来客時だけとか、朝の時間だけなど、限られた時間で保温機能を使いたいという人にぴったりな製品だ。本体カラーはグリーン、ピンク、ブラック、ホワイト。発売は6月下旬予定。価格は8,400円。

60℃/80℃/100℃の3段階の保温機能を搭載した電気ケトル「かぐや PO-311」保温温度は本体持ち手上部のスイッチで設定する




(本誌:阿部 夏子)

2011年6月1日 17:01