±0、イオン放出機能搭載のヘアドライヤー

 デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル」が、6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月3日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

±0、イオン放出機能搭載のヘアドライヤー

ヘアドライヤー XCD-V010

 ±0(プラマイゼロ)のブースでは、7月以降に発売予定の新製品を展示していた。いずれも、シンプルで暖かみのある曲線デザインを採用した小型家電で、従来より価格を抑えている。

 「ヘアドライヤー XCD-V010」は、1立方cmあたり100万個のマイナスイオンを放出するヘアードライヤー。イオン放出機能などを搭載しながらも、なるべく凹凸などを設けず、シンプルなデザインを採用した点が特徴。

 機能面では、風を冷風に切り替えられる「クールショット」機能を搭載。操作部とは別の場所にクールショットボタンを設けることで、使用中でも、操作部を見ることなく作業を続けられるという。

 本体にはワイヤースタンドが付属し、スタンドに立てた状態でも使用できる。持ち手部分は折り曲げることができ、本体を小さくした状態で収納できる。

 本体サイズは175×77.5×180mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約500g。本体カラーはホワイト、ブラック、レッド、ピンクの4色。7月発売予定で、希望小売価格は3,990円。

本体操作部。クールショットボタンは、本体と持ち手の境目部分に設けられている左からブラック、ピンク、レッド

 「コーヒーメーカー 2カップ XKC-V110」は、マグカップ2杯分のコーヒーが抽出できるコーヒーメーカー。本体には2つのマグカップがあらかじめ付属する。抽出口は中央寄りに2つ付いており、カップ2杯抽出する時はそれぞれの抽出口の下にカップを置き、1杯だけの場合は中央にカップを置いて使用する。

 機能面では、お湯をムラなく入れることができるシャワーヘッドを採用するほか、活性炭フィルターを搭載する。また、抽出後は自動で電源が切れるオートパワーオフ機能を搭載する。

 本体サイズは169×156×216mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1kg。本体カラーはベージュ、ブラック、レッドの3色。発売は7月下旬予定で、希望小売価格は5,250円。

コーヒーメーカー 2カップ XKC-V110本体には±0のカップが2つ付属する手前からベージュ、ブラック、レッド

 「電気ケトル0.5L XKY-V210」は、昔ながらのヤカンの形をイメージした電気ケトル。注ぎ口は湯量を調整しやすい細長い形を採用。コーヒードリップなどに便利だという。本体材質はステンレススチールを採用。容量は0.5L。

 本体サイズは200×105×194mm(幅×奥行き×高さ)。本体カラーはシルバー。発売は9月頃の予定で、希望小売価格は5,250円。

電気ケトル0.5L XKY-V210ベースから外したところ操作は持ち手部分で行なう

 「ポップアップトースター 1枚焼き XKT-V030」は、“最小”をコンセプトにした1枚用のポップアップトースター。好みに応じて焼き具合を変えられる「焼き色調整つまみ」機能、パンを焼いている途中でも調整つまみを左に回すとキャンセルになる機能などを搭載する。

 本体では、4枚~8枚切りのパンを焼くことができる。本体サイズは223×80×167mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1kg。本体カラーはホワイト、シルバー、レッド、ブラウン。発売は9月頃の予定で、希望小売価格は5,250円。

ポップアップトースター 1枚焼き XKT-V030操作は本体側面のつまみで行なう右手前から奥に向かってシルバー、レッド、ブラウン




(本誌:阿部 夏子)

2011年6月2日 00:00