やじうま大掃除ウィーク
ベランダまわりの大掃除なら、高圧洗浄機が断然オススメ!
(2015/12/11 07:00)
12月に入り、いよいよ大掃除シーズンの到来だ。今週の家電 Watchは「やじうま大掃除ウィーク」と題して、オススメの掃除方法を紹介していく。
5日目となる今回は、高圧洗浄機を使ったベランダ周りの大掃除を紹介する。
・1日目:掃除機編
・2日目:冷蔵庫編
・3日目:空気清浄機編
・4日目:洗濯機編
・5日目:高圧洗浄機活用編
マンションのベランダでも使える高圧洗浄機
圧力をかけた強い水流で、洗浄を行なう高圧洗浄機。洗車場などでも見かけるほか、タイルやテラスの掃除用としても使われる。大きな本体に、大きな音、さらに部品やアタッチメントもたくさんで、使いこなすのが、難しそう……というイメージがあるかもしれない。そんな人にお勧めしたいのが、今回紹介するケルヒャーの「ベランダクリーナー」だ。
2013年に発売されたモデルで、「マンションでも使える」というのがウリの画期的な製品。実際、マンション暮らしのわが家では「なくてはならない家電」として大活躍している。なお、現行品は「K3 サイレント ベランダ」という製品名で展開されている。
メーカー | ケルヒャー |
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製品名 | K3 サイレント ベランダ |
販売価格 | 25,920円(Amazon.co.jp) |
この製品の一番の特徴は、なにより「運転音が小さいこと」。水に圧をかけるのだから、もちろんそれなりの音はするが、従来の高圧洗浄機に比べたら約半分。昼間であれば、マンションで使っても問題ない程度の音だ。仕事柄これまで数台の高圧洗浄機を使ってきたが、音に関してはダントツでこの製品が小さい。最近のマンションは、防音性に優れていることもあり、ベランダで作業していても、窓を閉めれば音が中まで届かないほどだ。
5分ほどの準備ですぐに使い始められる
実際使っているのは、わが家のベランダ部分。自宅はマンションの1階で、2階以上のバルコニーよりは少し広いちょっとした「庭」が付いている。タイル張りで、広く使えるところが気に入ってはいるのだが、白いタイルだけにとにかく汚れが目立つ。
そこで使っているのが、ベランダクリーナーというわけだ。使い方は簡単。本体と蛇口を繋ぎ、電源コードをさし、ホースとアタッチメントを繋ぐ。ここまでの準備が約3分ほどだ。
本体には、ブラシが付いた「デッキクリーナー」、水流が放射状に広がる「サイクロンジェットノズル」、直線的に放出する「バリオスプレーランス」が付属する。わが家で主に使っているのは、サイクロンジェットノズル。これで、ベランダ、及び網戸、窓ガラスの掃除を一気に終わらせる。
使う時の注意点としては、まず晴れた日に行なうこと。また使用時間帯や、排水、音など、隣近所への配慮も忘れずにしたい。風が強い日などは水滴が隣のベランダに飛んでしまうこともあるので、そこも充分に注意だ。あとは、汚れても良い作業服、そして水に濡れないブーツや長靴などもあった方が便利。
ベランダ、窓、網戸掃除が一気に終わる
セッティングしたら、後は簡単。強力な水圧で窓や網戸、タイル、外壁についた汚れをどんどん落としていく。水圧による跳ね返しは多少あるものの、女性でも違和感なく使える。水圧で汚れがみるみる落ちていくのは、爽快で、気持ち良い。
わが家では窓の汚れも一緒に落として、掃除が終わったあと、水滴だけスクイザーで取り除いている。
わが家の場合、雨水や、植木の土でついた汚れなので、洗剤やブラシによる洗浄は行なっていないが、特に汚れが気になる場合は、洗剤などを併用するのも効果的だろう。
なくてはならない家電
一通り、使い方を見てきたが、わが家ではこれら全て夫の仕事。いや、やらせているわけではなくて、夫にしてみると、やるのが楽しいらしい……。実際、こちらが特に催促するわけでもなく、3カ月に1回ほどのペースでベランダ掃除をしている。夫いわく「高圧洗浄機は、今やなくてはならない家電製品」という。
掃除機などと比べて、必ず必要! という家電製品ではないが、わが家の場合、ほかにもお風呂場の掃除(風呂釜のカバーの下まで掃除できる!)でも使っていたりと、意外と活用範囲が広い。都市圏だから、マンションだからと高圧洗浄機を使うのをあきらめていたという人は、是非一度検討してみてほしい。