やじうま大掃除ウィーク
デザインと機能性が魅力。ちょっと気になる、無印良品の掃除グッズを使ってみた!
2017年12月11日 07:30
大掃除シーズンのこの時期、スーパーやドラッグストアに行くと所狭しと、掃除グッズが並べられているが、数が多すぎて選ぶのに困る。そこで、今回はちょっと目線を変えて、無印良品の掃除グッズを使ってみた。独自の哲学のもと、デザインと機能性にこだわった無印良品は、根強いファンがいるブランドだ。
選んだのは以下の製品。無印良品の掃除グッズの特長は、「掃除用品システム」と称して、互換性のあるポールとヘッドを複数用意しているというところ。ドラッグストアで売られている掃除グッズではまずない、木製のポールなど、いかにも無印良品らしいラインナップが揃う。
・掃除用品システム 木製ポール 1,800円
・掃除用品システム フローリングモップ用モップ ドライ 490円
・掃除用品システム フローリングモップ 490円
・掃除用品システム スキージー 550円
そのほか、使い勝手が良さそうなブラシも2種類購入した。
さっそく使い勝手を見ていこう。
デザインだけじゃない、使い勝手もマルな「掃除用品システム」
まずは、専用のポールとヘッドを組み合わせて使う「掃除用品システム」を使ってみた。今回購入した4製品以外にも、ラインナップは豊富でなんと15種類以上! それぞれの替え用ブラシや、替え用スポンジも用意されていて、それも含めると数はもっと増える。今回選んだのは、その中でもベーシックなもの。
分かりやすい特長として、木製のポールを採用しているということ。一般的なフローリングモップは長さ調節できるアルミやプラスチック製が多く、木製というのはまず見ない。長さは110cmと一般的なものとそれほど変わらないが、長さ調節には対応しておらず、よりがっしりした造りだ。ガシガシと力をいれて使ってもポールがたわんだりしないので、使いやすい。ちなみに、無印良品では、長さ55cmの木製ショートポール(1,500円)も用意している。
市販のシートもセットできる「フローリングモップ」と組み合わせて使うのもよし、チョットしたホコリが気になるときは、マイクロファイバーを使った「フローリングモップ用モップ ドライ」がオススメだ。フワフワしたホコリも逃さずキャッチするので、テレビ周りなどのホコリを取り除くのにも便利。
個人的に一番気に入ったのは、「スキージー」。スポンジ部分に洗剤や水を含ませて、しっかり洗い、その後ヘラ部でしっかり水切りすれば、高い場所の窓掃除も簡単にできた。これもポールがしっかりしているので、力を入れてしっかり水切りできた。窓ガラスとのフィット感もよかった。風呂場の掃除などでも活躍しそうだ。
目に付く場所に置くモノはデザインで選びたい
続いて紹介するのは、店頭で見て気に入った「木製卓上ほうき」だ。毎朝、パンを食べる我が家では、食べ終わった後の食卓がパンくずだらけ。いつもは手でかき集めていたが、木製卓上ほうきを使ったら、段違いにスムーズ。食卓近くに置いてあっても気にならないデザイン性の高さも気に入っている。
お風呂掃除に超おすすめ! 250円のタイル目地ブラシ
最後に紹介するのは、お風呂掃除に便利な「タイル目地ブラシ」。正直、それほど期待していなかったのだが、このブラシが相当便利だった。ポイントは2つ、ブラシの硬さと山型カットにある。
ブラシは想像していたよりも固くて、床や目地に押しつけてもしならずにしっかり掃除したい場所に届いてくれる。また山型のカットになっているので、ドアや壁際などの角スペースも気持ちが良いくらいキレイに掃除できた。握りやすいサイズと形も気に入っている。
無印良品らしい工夫が光る
スーパーやドラッグストアに並ぶ掃除グッズに比べると、見た目も地味で機能性もあまりアピールしていないが、無印良品の掃除用品は必要十分な機能を備えている、という印象。長期間使うことを前提にしたような頑丈な造りや、ヘッドを替えることで様々な掃除用具として使える「掃除用品システム」など、無印良品らしい工夫がところどころにちりばめられている。