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今年のトレンドは内部の清潔性! 「家電大賞」ノミネート製品まとめ~エアコン部門編
2017年12月28日 08:00
家電 Watchと、株式会社学研プラスのアイテム情報誌「GetNavi」による、家電アワード「家電大賞」が今年も開催されている。
家電大賞は、読者投票のみで「2017年のベスト家電」を決める、年に一度の祭典。掃除機や炊飯器、家事家電、身だしなみ家電など全14部門、119アイテムのなかから、大賞とそれぞれの部門賞を選出する。
ノミネートされた119アイテムは、下記投票ページから確認できるが、今回はその中からエアコン部門6製品にフォーカス。2017年は、業界初の凍結洗浄や加熱除菌機能など、内部の清潔性にこだわったモデルが多く登場した。
投票締め切り:2018年1月9日(火)23時59分
エアコン部門ノミネート製品
ダイキン工業「うるさら7」
人に風を当てない「天井気流」と「垂直気流」で、夏はすばやく涼しく、冬は足もとから暖かい快適な空調を実現。新モデルでは、設定温度にすばやく到達させる「ブースト制御」を新たに搭載した。-10℃の低温時でも、6分で温風吹き出しが始まるという。
パナソニック「エオリア WXシリーズ」
1つの熱交換器で温度の異なる風を吹き分ける「ダブル温度気流システム」搭載モデル。「暑い」と感じている人、「寒い」と感じている人、それぞれに応じた温風を同時に届けられるという。空気清浄機能を搭載し、従来比67倍のビッグフィルターでホコリなどをしっかり捕える。
富士通ゼネラル「ノクリアX」
内部の清潔性にこだわり、業界で初めて熱交換器を加熱除菌する機能を備えた点が特徴。雑菌やカビ菌を除去し、エアコンから送り出される気流を、これまで以上に清潔にしたという。快適な空調を実現するために、サイドファン「デュアルブラスター」を本体左右に備える。中央のメイン送風口とともに生み出す「ハイブリッド気流」により、細かく気流を調節し、空間全体を心地よくする。
三菱電機「霧ヶ峰 FZシリーズ」
部屋にいる人の体感温度を予測する赤外線センサー「ムーブアイ mirA.I.(ミライ)」を、世界で初めて搭載。部屋の中を360度センシングし、外気温と日射熱影響から、AIが体感温度を予測。人が暑い・寒いと感じる前に運転を切り替え、快適性と省エネ性を向上した。
日立「白くまくん Xシリーズ」
エアコン内部を凍らせて洗浄する、日本初の「凍結洗浄」を搭載したルームエアコン。熱交換器を自動で凍らせてから、大量の霜を一気に溶かすことで、ニオイの一因となるホコリやカビ、油汚れを洗い流す。暖房機能では、風を感じさせない「つつみこみ暖房」を搭載。まずは足元を中心にすばやく温風を届け、部屋が暖まったら、6枚のフラップで部屋にいる人をつつみ込むように暖める。
アイリスオーヤマ「無線LAN内蔵ルームエアコン」
無線LAN機能により、外出先からでもスマートフォンで本体の操作ができる点が特徴。運転モードや温度の切り替えができるほか、室温も確認できる。エアコン本体の機能としては、人がいなくなると自動で省エネ運転に切り替える人感センサーを搭載。冷やしすぎや暖めすぎを防ぐという。