やじうまミニレビュー

暖かさと走りやすさがベストマッチしたウェアは?

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第14回は、体の中から温まる、寒い季節のランニングに最適なTシャツを紹介する。

 せっかく定期的に走り始めたのに、ジョギングをやめてしまう人が、続出するのがこの季節。その理由は「外に出ると寒いから!」。先月までは、例年になく暖かかったからよかったものの、12月に入りグンッと気温が下がった。

 そんなときにランナーの大きな味方となるのが各スポーツブランドからリリースされている保温性能に優れたランニングウェア。今回はプーマの「PWRWARM(パワーウォーム) ハーフジップ長袖 TEE」を紹介する。

プーマ「PWRWARM(パワーウォーム) ハーフジップ長袖 TEE」
メーカー名PUMA
製品名PWRWARM(パワーウォーム) ハーフジップ長袖 TEE
購入場所プーマストア原宿
購入価格6,804円

 プーマの「PWRWARMハーフジップ長袖 TEE」は生地の裏側にセラミックプリントを施すことにより、カラダから発せられる熱を活用し、常に快適な温度をキープする。さらに従来の保温テクノロジーと比較して、軽量性にも優れているのが大きな特徴だ。

生地裏側のセラミックプリントがカラダの熱に反応して保温効果を発揮する

 実際に着用した日はひんやりした夕方。昼間の暖かさがウソのように気温が下がっていく。筆者以外のランナーが走っているのを何人か見かけるが、その全員がアウターを着ている。

 そんな中でも筆者はこのウェアだけを着て走り、しばらくすると衣類内部が温まっていくことが体感できる。アウターなしでも全く寒くない。ペースを上げていくと、ウェア内部で汗をかき始めるが、皮膚に接する部分はサラっとした肌ざわりで不快感はほとんどない。

脇部分などは通気性も配慮した構造なので、長時間のランニングでも快適性を失わないだろう

 この日はいつも通りの6kmランだったが、脇部分などは通気性も考慮されているので、長時間のランニング時でも快適な着心地は失わないだろう。その機能性の高さを考えるとリーズナブルなプライス設定も嬉しいところだ。

 この「PWRWARMハーフジップ長袖TEE」に関してひとつ気になったのは、プーマの他のランニングウェアよりもゆとりのあるサイズ感。筆者は通常Mサイズを着るが、このモデルではいつものプーマのランニングウェアよりも着丈などがかなり長い感じがした。ピッタリめのフィット感を好むランナーは店頭で試着することをオススメする。

PWRWARMのロゴは夜間走行時の安全性を高めるリフレクター仕様

南井 正弘