やじうまミニレビュー

寒がりなランナーでも、このウェアなら大丈夫!

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第15回は、保温性がバツグンの、寒がりランナーにもおすすめのハーフジープジャケットを紹介する。

 早朝や深夜といった気温の低い時間にしか走ることのできないランナーにとって、保温性の高いランニングウェアは必携。アディダスの「クライマヒートテクノロジー搭載」のウェアは、その優れた保温性でこれまでも数多くのランナーの支持を集めてきた。

 今年のモデルは、さらに機能性がアップ! これなら氷点下になるような地域でも寒さ知らず!?

アディダス「climaheat ハーフジップ ジャケット」
メーカー名adidas
製品名climaheat ハーフジップ ジャケット
購入場所アディダス(公式オンラインショップ)
購入価格9,612円

 「CLIMAHEAT(クライマヒート)」は、他ブランドの保温テクノロジーと比較してもその優位性が指摘されている。筆者は昨シーズンのモデルを着用しており、その優れた保温性、快適な着心地を既に体感済みだ。

 だが、今シーズンのモデルは「保温性が大幅にアップした!」という噂を聞いて実際にトライすることに。今回セレクトしたのはハーフジップ ジャケットという、かぶりデザインのタイトフィットモデル。インナーを着ても、素肌に直接着てもいいタイプだ。

袖口や襟元にヒートシールというパーツを新たに装備し、衣類内部の空気を逃さずに暖かさをキープ。肌に密着することで体感温度も高める

 最初と2回目に着たのは気温14℃くらいの天候だった。これだと保温性が高すぎて、衣類内部は暖かいというか、むしろ暑いほど。明らかに去年のモデルよりも保温力が向上している。

 3回目は5℃ほどの深夜で、これくらい寒いほうがこのモデルの実力を発揮できる。3分ほど走っただけでカラダは寒さを感じなくなり、6kmのランを快適に終えることができた。

 このモデルはどちらかいうとゆっくりペースで、特に寒い日に走るのが最適。速めのペースで走るランナーや、少ししか寒さを感じないくらいの日は暑すぎるので、別のランニングウェアをセレクトしたほうがいい。アディダスのクライマヒートテクノロジー搭載ウェアは、それほど保温力が高く、寒さに弱いランナーにとっては本当に嬉しい存在となるだろう。

背面には鍵など小物の収納に便利なジップポケット。残念ながらiPhone 6Sは入らない

南井 正弘