やじうまミニレビュー
長距離を快適に走れる、アスリートが開発したBluetoothイヤホン
~走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」~
by 南井 正弘(2016/4/25 07:00)
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第24回は、楽しく走るための強い味方をご紹介します。 |
ランニングを始めてしばらくすると10km、15kmと初めの頃よりも長く走れるようになる。その際に問題となるのが、途中で飽きてしまうこと。そんなときに強い味方となってくれるのが音楽だ。音楽を聴きながら快適に走るには、フィット性能に優れたイヤホンが不可欠。特にワイヤレスタイプなら腕振りを邪魔することもない。
以前「Powerbeats2」を紹介したときにも述べたが、公道で音楽を聴きながら走るのは止めたほうがいい。音楽に熱中し過ぎると周囲への注意が疎かになるからだ。
しかしながら「今日は普段よりも長めの距離を走る!」と決めて、公園内など自動車やバイクが走っていない場所を走る場合は、音楽プレーヤーを活用すれば途中で飽きることもなくオススメだ。
メーカー名 | yurbuds(ヤーバッズ) |
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製品名 | リバティー ワイヤレス |
購入場所 | ハーマン公式通販サイト |
購入価格 | 10,880円(税抜) |
今回紹介する「ヤーバッズ リバティー ワイヤレス」は、アスリートが快適性を追求して開発したイヤホン。Bluetooth機能を搭載しているため、コードを気にせず腕を振って走れる。
実際に使用してみると、慣れるまでは耳かけフックを上手く耳に掛けられずに戸惑うが、何度もトライしてフィットさせると、装着感はかなり高い。走ってみると、このフックとシリコンゴム製のイヤーピースのおかげで、ランニング時の上下動にビクともすることなく、ズレの心配がほとんどなかった。
今回走った日は気温が高めで、そこそこの汗をかいたが、6kmのランニング中に、「イヤホンが落ちてしまうかも!?」という心配は全くなかった。さすがトライアスロンやマラソンなどの経験者が、自らが理想とするスポーツイヤホンを作るために設立したブランドだけのことはある。
音質に関しては好き嫌いがあるが、特に問題はなく、ランニング時に音楽を聴くという用途であれば、高い評価を与えていいだろう。
そしてランニングとは直接関係ないが、これまで筆者が使用してきたBluetoothのワイヤレスイヤホンは、動画を見た時に、動画の動きよりも音声がワンテンポ遅れるというのが当たり前だった。そうした状態に、ミュージックビデオやスポーツの動画を見ていて違和感を覚えた。
だが、このヤーバッズ リバティー ワイヤレスでは、動画と音声の時間差はほとんどない。ワイヤレス イヤホンを、YouTubeをはじめとした動画視聴にも使いたいというランナーには、とても嬉しい点である。