やじうまミニレビュー
街に溶け込むスケッチャーズのランニングシューズ
〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜
by 南井 正弘(2016/2/1 07:00)
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第17回は、ちょっと運動初めてみようかなぁ、という人におすすめなシューズをご紹介。 |
この連載を読んでくれている人は自分の周囲にも多くて、そんななかには、いままでスポーツにほとんど縁のなかった人も少なくない。そういった人たちの声で印象的だったのが、「急に運動を始めたら周囲に冷やかされるのでは?」と心配していること。
確かにインドア派だった人間が突然全身スポーツウェアに着替えて走り出すというのは目立ちすぎるかもしれない。今回はそんな人にピッタリなシューズ、SKECHERS(スケッチャーズ)の「GOrun Ultra Road」を紹介したい。
メーカー名 | SKECHERS(スケッチャーズ) |
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製品名 | GOrun Ultra Road |
購入場所 | スーパースポーツゼビオ ららぽーと Tokyo bay |
購入価格 | 13,900円 |
スケッチャーズというブランド名を聞いたら「カジュアルブランドでしょ?」と答える人が多いだろう。実際に売り上げの多くが、カジュアル用途のカテゴリーなのは事実だ。
しかしながらロンドン五輪の男子マラソン競技では、メブ・ケフレジギがスケッチャーズのランニングシューズを履いて、2時間11分06秒でゴール。見事4位入賞を果たしたのだ。このように現在のスケッチャーズには「スケッチャーズ パフォーマンス」というスポーツ用シューズがラインナップされている。
今回紹介するGOrun Ultra Roadは同ブランドのランニングシューズのなかでも最もクッション性の高いモデルであり、初心者が走るのに最適なスペックを結集している。それでいて、このブラックというカラーはカジュアルなファッションにもコーディネートしやすい。
なので、このシューズを履いて駅まで小走りや早歩きで通うといった用途で履くのにも最適。通勤時に、単にダラダラと駅まで歩くのではなく、駅まで急ぐのを装ってゆっくりペースでも走ったり、上りのエスカレーターを使わずに階段を歩いたりといった生活を続ければ、3か月もすれば体形は確実に変わる。大臀筋や大腿筋といった脚部の大きな筋肉が鍛えられると、代謝量が確実に上がって、痩せやすい体質に変化するのだ。
焦ることなく、そうなってから本格的に走り始めるのもいいだろう。スケッチャーズのGOrun Ultra Roadは、筆者のようにある程度走りこんでいるランナーには物足りない部分もあるが、ランニングをこれから始めたいという人には最適なシューズだ。