やじうまミニレビュー
2本のガリガリ君をカキ氷にできる「ガリガリ君激盛りミックス!!」
by 石井 和美(2015/7/2 06:00)
定番アイスのガリガリ君をカキ氷にしてしまうというクッキングトイが、以前、家電Watchで「おかしなカキ氷 ガリガリ君Jr」だ。今回は、さらにパワーアップした「おかしなカキ氷 ガリガリ君激盛りミックス!!」をご紹介する。
メーカー名 | タカラトミーアーツ |
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製品名 | おかしなカキ氷 ガリガリ君激盛りミックス!! |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,527円 |
1本ずり、2本ずり、ミックスずりができる!
「おかしなカキ氷 ガリガリ君激盛りミックス!!」は、製品名の通り、ガリガリ君を使ってたっぷりのカキ氷が作れるカキ氷製造器だ。使用できるガリガリ君は1本入りのガリガリ君、ガリガリ君リッチのみとなっており、箱に入った小さなガリガリ君には対応していない。内容量110mlのガリガリ君を1本または2本同時に削ることができるので、最大で220mlのガリガリ君カキ氷をたっぷり食べられるのだ。
本体は組み立てた状態だと牛乳パック(1L)ほどの高さがある。本体サイズは100×240mm(直径×高さ)。セット内容は本体(ヘッドキャップ、ガリガリ君ボディカバー、ガリ子ちゃんボディカバー、インナーボディA、インナーボディB、ボディカップ、アイスカップ、刃)、ガリガリ君スプーン、ガリ子ちゃんスプーンで、対象年齢は15才以上となっている。
ソーダは万能! ソーダ+フルーツ系は外れなし?
2本のガリガリ君に対応しているこの製品。ということで、味のミックスができるということ!
最初はソーダ味+梨味のミックスで作ってみることにした。
作り方はとても簡単。ガリガリ君をアイスキャンディースティック(木の棒)が上になるようにセットし、スティックをインナーボディの穴に入れてセットする。あとは片方の手でボディカップを押さえ、ヘッドキャップを適度に押しつけながら、左右に繰り返し回すだけ。砕かれたガリガリ君は、セットされたアイスカップに落ちていく。
ヘッドキャップは直径10cmほどあるので、大人の手でぴったりなサイズ。しっかり押さえてグリグリ回すと、あっという間に終わった。刃の部分に多少残っているが、それほど量は多くない。
アイスカップは容器になるので、そのまま食べられる。オリジナルスプーンも2本付属している。
ソーダ味と梨味の組み合わせは、爽やかで美味しい。ガリガリ君は、純粋にカキ氷だけでできているわけではなく、表面はアイスキャンディでコーティングされている。出来上がったカキ氷は、氷のジャリッとした食感と、アイスキャンディのシャリッとした食感が混じっているので楽しい。
今流行している空気のようなふわっとしたカキ氷ではないが、昔ながらの懐かしい食感だ。後からシロップをかけるわけではないので、どこから食べてもしっかり味がついているのも嬉しい。2本分なので、子供2人で分けて食べてちょうどいい量だった。
6月30日に発売されたばかりのスイカ味のガリガリ君とソーダの組み合わせも試してみた。スイカ味の甘さとソーダ味のシュワッとした爽やかさがよく合う。ソーダ+フルーツ系は相性がよい。コーラも色々使えそうだ。
ガリガリ君リッチは削るのが大変……
近所にはガリガリ君のリッチ系はなかなか見つからず、探すのにも苦労した。唯一見つけることができたセブンイレブン限定「イタリア栗のクリーミーモンブラン」は、あえてミックスせずに1本だけで削ってみた。
ガリガリ君といっても、リッチ系はカキ氷ではなく、ほぼアイスクリーム。中にクリーミーなモンブラン風味ソースが入っており、ソースが刃にくっついてしまって回転させるのが大変だった。なんとか最後までやりきったが、力がいる作業になるので、あまりおすすめしない。
ただ、空気を含んだアイスクリームの食感は、ホロホロしていておもしろい食感だ。濃厚なクラッシュアイスクリームとなり、とても美味しく感じた。
スプーンや容器までセットされているので、準備がラク
カップとオリジナルスプーンが2本ついていて、別途お皿に出す必要はなく、同製品だけ出せばすべてが終わる。本体はちょっと大きいかと思ったが、これだけ出せば他に準備をする必要がないのでラクだ。
部品は多いが、洗うのはそれほど大変ではない。組み立てるときに迷いそうになるボディカバーとインナーボディも、ボディカバーのほうにはガリガリ君とガリ子ちゃんのイラストが刻印されており、一目でわかるようになっている。取扱説明書を見なくても、すぐに組み立て/分解ができるようになっているのは感心した。
色々な味のガリガリ君を組み合わせて、オリジナルのガリガリ君カキ氷を作るのは楽しい。そのまま食べても美味しいガリガリ君だが、ミックスにすると予想外の味になって大変盛り上がる。特に子供達は大喜びで、「次はどの味でやろうかな」とワクワクしている。簡単にできるので、ぜひチャレンジしてはいかがだろうか。