やじうまミニレビュー

菜箸の先端を浮かすキーパーをつけたら、使い勝手倍増です!

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
山崎実業「フラワー 菜箸キーパー」

 料理の最中はもちろんのこと、盛りつけたり取り分けたり……と、“さいばし”の出番は結構あります。でも、うーん、ちょっと面倒だな、と思っていること、ありませんか? そうです! ちょこっと使っては一旦置く、そしてまたすぐに使う、といった繰り返しなのに、箸の先端がテーブルなどに直接付くのが気になって、そのへんに適当に置けない、ということ。衛生的にも気になるし、テーブルのほうも汚れてしまう……つまり、常に受け皿が必要になるのです。

メーカー名山崎実業
製品名フラワー 菜箸キーパー
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格294円

 そんな煩わしさを解消してくれるのが、この「菜箸キーパー フラワー」。シリコン製の小さな花のまん中の穴に菜箸をさし込むだけ。これで箸の先端が浮いた状態になるため、直接置いても気にならない! もう受け皿も要りません。こんなに簡単につけられるのに、箸は衛生的に使えるし、なんだか見た目もかわいくなっちゃうしで、小さな幸せを感じるひと品。シリコン製でソフトだから、さし込むのも外すのも楽ちんです。耐熱温度も220℃と、普通の調理には安心なレベル。

菜箸を使うときは、箸の先を衛生的に保つために、こうやって受け皿を用意していました
この菜箸キーパーをつければ、いつでも先端が浮いた状態になるから、そのまま置いても大丈夫。箸も台も汚れません
横から見たところ。菜箸キーパーが支えになって、箸の先を浮かせています
直径5~10㎜の丸形・角形の菜箸に対応しています。花びら4枚の四角い花の形状なので、転がらずにきちんと留まるのも気が利いている

 さらに、菜箸の途中に引っかかりができることで、鍋に立てかけたり入れたりするときにも、滑らなくなるというメリットも。キーパーの位置は、箸の長さや使い方に合わせてスライドできるので、自分の使いやすい位置にセットすればOKです。

こんなふうに鍋に立てかけても、箸が滑ってしまうこともありません
箸の先を鍋に入れていても、キーパーがつかえになるので、ずるずると入りすぎるのを防げます

 細かい作業をするとき……例えば、ごく小さなものや薄いものをつまむ際に、キーパー同士がぶつかってやりにくいのでは? と思ったのですが、そんなことはありませんでした。キーパーそのものは柔らかくて薄いため、多少あたったとしてもほとんど問題はありません。

 ちょっと気になったのは、デミグラスソースや溶けたチーズなど、どろっとしたものがついてしまったときは、少々洗いにくい、ということ。食洗機は使用不可、とありますから、この花形の細かいところを手洗いするのは少し面倒かもしれません。

 でも、菜箸をちょこちょこ使いながらどこにでもそのまま置ける、というのは、かなり便利。本当にちょっとしたことだけれど、ずいぶん楽になるものです。小さな花が運んでくれるささやかな使いやすさで、キッチンも気持ちも明るくなりそうです。

ひと袋に2セット入っています。これは「ピンク&パープル」。何色かあるので、菜箸の使い分けに利用しても
パッケージもなかなかキュート。一応“花”ですから、気軽なプチギフトにしてもかわいいかも!

座間 佳子