やじうまミニレビュー
ペットボトル並みの大きさで、より軽くなったステンレスマグ
by 藤原 大蔵(2013/11/15 07:00)
好きな飲み物が熱いまま、冷たいまま気軽に持ち運べる、丈夫なステンレスボトル。今回ご紹介する象印の「ステンレスマグ TUFF SM-JB48」もその1つだ。
メーカー | 象印マホービン |
---|---|
製品名 | ステンレスマグ TUFF SM-JB48 |
販売場所 | Amazon.co.jp |
直販価格 | 1,491円 |
本体を手にした時一番驚いたのは、「軽さとコンパクトさ」だ。SM-JB48の最大の特徴は、480mlとたっぷり入るのに、本体サイズは65×215mm(直径×高さ)と、ペットボトルにとても近い事。質量は248gと、軽量化が図られている。
飲む際は、栓を回してはずし、ボトルから直接飲む。飲み口の素材は樹脂製で、口当たりが良い。熱いコーヒーもすっと口に流し込め、とても飲みやすい。
栓を外すと、中の飲み物がダイレクトに見え、立ち上る蒸気から熱さの予測がつきやすく、安心感がある。コーヒーカップやコップで飲むような、自然な感覚で飲み物が楽しめる。
肝心の保温力は十分だった。朝9時半にコーヒーを入れて外出の準備をし、気温6℃のスケートリンクに10時半に到着後、1時間半リンクサイドに放置した。
昼12時に栓を開けて飲んだが、熱々のコーヒーが楽しめた。マグに入れた直後のコーヒーの温度は80℃で、リンクサイドで飲んだコーヒーの温度は71℃だった。2時間半経っても、十分に熱い! と感じられ、とてもおいしくいただけた。もちろん、持ち歩き途中で中身が漏れる事は無かった。
マグはどうしてもニオイや汚れが付きやすいが、本製品は手入れが特に簡単だ。マグ内部はフッ素コートされているので、コーヒーや茶しぶの色、ニオイが残りにくく、丸洗いができる。さらに、樹脂製飲み口はもちろん、栓も簡単に分解できる。隅々まで気軽に、しかも徹底して洗えるので、毎日気持ち良く使える。
実は5年前にも他社の同じ容量のステンレスマグをレビューしたが、その質量は約400g。ゆえに本製品は150g以上も軽くなった。大きめのマグカップ2杯分の容量480mlなのに、大きさもグッとスマートになって、ペットボトルに近いサイズだ。飲み終わったら、帰りは空のマグを持ち歩くワケだから、軽くてコンパクトなのはとても嬉しい。真空層を1mmまで薄くした「SLiT構造」の成せるワザだろう。
温かい飲み物が嬉しいこれからの季節だからこそ、オフィスで、スポーツ観戦で、好みの飲み物をたっぷり楽しみたい。ペットボトルを持ち歩くような感覚で、いつも使っている鞄に携えられるステンレスマグとして、大いにお勧めしたい。