パレット「ジグソールーラー」

　仕事上、出先で定規を使うことが多い。普段持ち歩いているのは、15cmや18cm定規だが、長さが足りない場合がよくある。本当なら30cm定規を持ち歩きたいところだが、30cm定規が入るカバンは大きめになってしまうので持ち歩きが面倒だ。そこで、スマートに定規を持ち歩けないかと探してみたところ、おもしろそうな製品を発見した。つなげて使える定規「ジグソールーラー」だ。

　ジグソールーラーは、両側に凹凸がついた15cmの直線定規。同シリーズの定規をつなげることで、30cm定規、45cm定規として、使える点が特徴だ。色はグレー、ピンク、ブルー、グリーン、オレンジの5色で、丈夫なポリカーボネート製。今回はグリーンとピンクを購入した。

　目盛は偶数が長くなっており、5mmには矢印が表示されているので見やすく、つなげずに単体で使用しても、使いやすい。

ピンクとグリーンの2本購入	定規の両端に凹凸がある。こちらは凹側

こちらは凸側	目盛りも見やすい

■定規はピタッとはまってグラつかず、キレイな線が引ける

2本つなげて30cm定規になった。下の白い紙はA4用紙

　定規をつなげるときは、片方を置き、つなぎ目部分を重ねて上から押さえ、グッと力を入れて押し込む。最初はなかなかはまらず苦労したが、何度か使ううちに、コツをつかんで、スッとはめられるようになった。

　15cmの定規2本をつなげると30cm定規として使える。接合部分は、ピッタリとはまっており、手に持ってもグラグラするようなことはなかった。今回は2本つなげて30cmにしたが、必要があれば、ジグソールーラーを足して、45cm、60cmと長くして使うこともできる。

　実際に線を引いてみたところ、つなぎ目部分でペン先が引っかかることもなく、まっすぐに線が引くことができた。これなら、一般的な30cm定規と同様に使用できるだろう。

ピッタリはまって、素晴らしい安定感。持って振ってみたがグラグラしない	線はスッと引ける	どこがつなぎ目かわからない

　外す時は両端を持ってひねるだけで簡単に外せるが、片方の定規だけを持ち上げて外すと接合部が破損する場合があるので注意していただきたい。使う上で、注意したいのは、接合部分をしっかりはめること。接合部にズレがあると、線を引いた時に段差ができてしまうので、接合部が平らになっているか、必ず確認しよう。

このように接合部がズレていると線に段差ができてしまう	外すときは片方だけ持ち上げると破損する場合がある。先に説明を読んでおこう

■持ち歩くときにかさばらず便利

　ジグソールーラーなら、一般的なペンケースにもすっぽり収まる。2本持ち歩いてもかさばることはなく、カバンから定規が飛び出ることもない。長い直線を書くときだけ、つなげて使用できるのでとても便利だ。丈夫なポリカーボネート製なので、カッターを沿わせて使用できる点も嬉しい。

　色もカラフルでとてもかわいらしく、パッケージもオシャレ。価格がお手頃なのも嬉しい。新入学のプレゼントにもおすすめしたい製品だ。