やじうまミニレビュー
ゴミが溜まったらそのままポイ! 自立する使い捨て水切りでシンクもスッキリ
2016年10月12日 07:30
最近はキッチンに三角コーナーを置かない人が増えているという。雑菌が繁殖しやすく不衛生で、カビやぬめりは見た目にも汚らしいこと、さらにはシンクに置くと場所を取られ、作業効率が悪くなるというのもあるようだ。
筆者も以前は三角コーナーを使っていたが、やはり同じ理由から、何年か前にやめてしまった。その後、噂を頼りに牛乳パックの底部分やチラシを箱型に折ったもので代用したこともあるが、結局面倒で続かなかった。
今は、小さめのレジ袋をシンクに置いて使っているが、満足しているわけではない。そもそも自立しないので、生ゴミを捨てるときに毎回口を広げないといけないし、水が溜まったら、つまようじでポチポチ穴を開けないと排水できない。
そんなわけで、何かいいモノはないかと探していたところ、便利そうなものを見つけたので使ってみることにした。それがレックの「置くだけ水切り袋」だ。
メーカー名 | レック |
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製品名 | 置くだけ水切り袋 |
実売価格 | 401円(Amazon) |
一見すると、三角コーナーや排水口に被せて使うメッシュ状の袋のよう。かなり薄手で頼りなく見えたが、触ってみると意外にも張りがある。底にマチがついており、広げれば自立するので、三角コーナーとして使えるという。まさに、「置くだけ」で水切り袋になるというわけだ。
さっそくシンクに置いてみた。薄手で頼りなさげだったわりに、マチを広げるとかなり安定して自立する。意外と形がつきやすく、さほど神経質に整えなくてもいいのはありがたい。
メッシュの目は結構細かいが、水を流すと勢いよく排水した。さっそく秋の味覚、柿の皮をむいて捨てたところ、口が広いので、三角コーナーを使っていたときと、ほぼ同じ感覚で使うことができた。
これは快適だ。レジ袋のようにヘタらないので、ゴミが捨てやすいし、水もきちんと切れる。一日分のゴミが溜まったら、そのままゴミ箱に捨てるだけなので、三角コーナーのようにぬめりやカビを心配する必要もない。
これで1枚あたり、13円。使い捨てはもったいないと思われるかもしれないが、いろいろ調べた限り、自立する使い捨て水切りの中では安いほう。三角コーナー問題に悩んでいる人には、ぜひ一度使ってみてほしい商品だ。