やじうまミニレビュー

朝日で自然に目覚められる、カーテン自動開閉器「めざましカーテン mornin’」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

指定時刻にカーテンが自動的に開く!

「これは便利~!」そう感じた製品があります。今回ご紹介する後付式カーテン自動開閉器「mornin’」です。

後付式カーテン自動開閉器「mornin'」
メーカー名ロビット
製品名後付式カーテン自動開閉器「mornin'」
実売価格3,985円(Amazon)

 スマートフォンに専用アプリをインストールし、ペアリングしてからカーテンレールに取り付けると、朝は自動的にカーテンを開け、夜も自動的に閉めるられるようになるという製品。アプリでは動作速度や時間が調整できるほか、リモコン機能もついており、設定時刻以外でも操作できます。

 これがなかなかいい! 今、我が家では毎朝7時半にカーテンが開くようになっていますが、部屋が明るくなることで自然と目が覚めます。勝手に目が開いてしまうので、ほぼ目覚ましいらずになります。

スマートフォンとペアリングして操作します
本体中央のボタンを押すと、レールとのジョイント部分が回転し、レールに取り付けられるようになる
一旦レールにとりつけてから……
カーテンを被せます

 「mornin’」が動くと「ジーッ」という小さな稼働音がするため、タイミングによってはそれで目が覚めてしまうこともあります。あくまでも自分の感覚ですが、光で起こされたときは、アラーム機能を使ったときよりも体への負担が軽く感じます。

 目覚めるべくして目覚めているようなので、目覚めたときにスッキリしているのです。起こされているのか、体が自発的に目覚めているのかの違いかもしれません。

アプリのリモコン機能で開閉している様子

 光で起きると、二度寝しようと思ってもなかなか寝付けないというメリット(?)も。光を浴びることで、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑制されてしまうからでしょう。布団の温もりは恋しいものの、横になっていても眠れそうもないので起きるしかないのです。

1台で1枚のカーテンを5カ月間開閉

 「mornin’」は単三形アルカリ乾電池3本で駆動。動作時間は約5カ月とのこと。取り付けは非常に簡単で、本体中央のボタンを押しながらカーテンレールに差し込むだけです。

ローラーのついたデバイスが、カーテンレール上を動くというなるほどな発想
単三形アルカリ乾電池3本で約5カ月持つそうです

 製品1つで開けられるカーテンは1枚。2枚で両開きの窓の場合、2台の「mornin’」が必要になります。アプリ上では4台までの「mornin’」を登録でき、1台ずつ任意の名称をつけて管理。個別に開く方向や動作時間、動作パワーなどを設定できます。個々に選択してリモコン操作も可能。

 動作パワーを上げるとその分動作音が強くなるので注意が必要です。また、「mornin’」を取り付けると手動で動かせなくなるので、基本的に任意の開閉はリモコンになります。

 カーテンが重たいと動きにくいことがあるようなので、取り付けてからしばらくは調整したほうがいいでしょう。

アプリで「mornin’」ごとに動かすカーテンの位置を指定
「mornin’」ごとに開ける時間と閉じる時間をセット。夜も自動的に閉じてくれるのはありがたい!
時間外の開閉はリモコンモードで
動作パワーや時間も変更できます
管理画面

気持ちよい目覚めを求めるなら買い!

 朝に十分な光を浴びることで、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まり、体内時計がリセットされます。人はそこから15時間ほど経過すると再び眠くなるようにできているので、入眠時間を調整するうえでも役立つのです。ですから、朝起きたらカーテンを開けて、朝日を浴びましょう! といわれます。

 しかし、そもそもスムーズに起きられない場合、カーテンを開けようと立ち上がることも面倒なんですよね……。カーテンを締め切った暗い部屋の中で、うーんまだ眠い~ともぞもぞしているうちに、うっかり二度寝をしてしまうわけです。

 カーテンを開けてくれる家族がいれば、とも思うのですが、その前の音や気配で目覚めるよりも、光で自然に目覚めたほうが気持ちいいこと間違いなし。

 そのうち、カーテンそのものが自動で動く時代もくるかもしれませんが、それまでは「mornin’」の力を借りてみるのもよさそうです。

すずまり