家電製品ミニレビュー
ザラザラ小鼻がツルツルに! 水流で汚れを吹き飛ばすパナの「角栓クリア」にやみつき
2017年6月1日 07:00
毎日しっかりスキンケアはしているけど、それだけではカバーできない肌悩みがある。特に最近は汗ばむ季節になり、皮脂汚れや乾燥から小鼻の黒ずみが気になるようになってきた。そこで、水流で角栓を吹き飛ばすというパナソニックの「毛穴洗浄 角栓クリア」を試してみた。水流で汚れを!? と半信半疑だったのだが、効果をしっかり感じられたのでご紹介したい。
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | 毛穴洗浄 角栓クリア |
品番 | EH-SP55 |
実売価格 | 16,890円 |
角栓クリアは、微細な水流で毛穴に詰まった角栓や汚れを取り除く美顔器。毛穴(約400μm)より小さい、直径約160μmの2つの穴から水を噴射し、洗顔後に使用することで、極細水流を毛穴の中まで届けて角栓や汚れを吹き飛ばすという。
専用のアルカリ毛穴洗浄水が1本付属しており、この洗浄水と約42℃のお湯をタンクに入れて使用する。製品ページによると、アルカリ成分が、角栓を構成する皮脂とタンパク質を溶解し、汚れを取り除きやすくするという。
使う際はまず、タンクにアルカリ毛穴洗浄水と約42℃のお湯を入れる。タンクには2本の水位線があり、アルカリ毛穴洗浄水を下の線(約8ml)まで入れたら、お湯を上の線(約80ml)まで入れる。お湯で希釈することで、より効果を発揮しやすくなるとのことだ。
試しに噴射してみると、微細な水流が2本勢いよく出てきた。毛穴より細い水流というのがイマイチイメージできなかったのだが、これを肌に当てると考えると期待できそうだ。
水浸しになるので注意! 防水なので浴室使用がオススメ
運転モードは「塗布」「洗浄」の2種類。まず低圧水流の「塗布モード」で洗浄水を肌にやさしく塗布し、1分経つと自動で運転が停止する。その後、高圧ジェット水流の「洗浄モード」で角栓を吹き飛ばす。洗浄モードは強さが3段階で選べるので、肌の状態に合わせて使用できる。なお、使える部位は鼻とあごで、それ以外での使用は推奨されていない。
塗布モードにセットしてノズルを鼻に当てると、洗浄水が噴射され鼻が水浸しに(笑)。水流は、スタートボタンを押している間だけ噴射されるので、鼻に水が入りそうになったときは無理せず一度止めた方が良い。そのままアゴにも塗布したところで1分が経ち、運転がストップした。
なお、本体は防水式なので浴室で使うのがベスト。角栓クリアは、化粧を落として洗顔後の肌に使うものなので、顔が水浸しになっても気にならない入浴中の使用がオススメだ。
ザラザラだった小鼻がツルツルに! 化粧水の浸透も良くなった
次に洗浄モードに切り替え、角栓ケアをスタート。洗浄レベルは3段階から選べるので、まずは弱から始めて、自分に合った強さにしよう。筆者は強でも問題なく使えたので、基本的に強レベルに設定して洗浄した。
ノズルは押し付けないようにして、小鼻やアゴにゆっくりすべらせる。気になる場所はクルクルと回すように動かしてケアをした。洗浄水はお湯で希釈しているので、温かい水流が心地よい。一度のケアでタンクの水がなくなるまで使うので、終了のタイミングもわかりやすい。4~5分ほどで洗浄水はなくなった。
驚いたのは洗浄後。小鼻を触ってみると、それまでザラザラだったのがツルツルに! しっかり洗浄できたようで、洗顔だけでは得られない肌のなめらかさを感じられた。化粧水も浸透しやすくなっていて、使い心地は十分満足。一見、高圧水流は強そうだが、肌への刺激は少ない。鼻パックのように角栓を無理やり引き剥がさないので、やさしくケアをしたい人にオススメだ。
1回のケアでは見た目に違いは出なかったが、使い続けるうちに効果は感じられる。3日に1回、2週間ほど使ったところで、小鼻の黒ずみは目立たなくなってきた。ケアは週2~3回のペースが推奨されているため、毎日使わなきゃと思わなくて済むのも気が楽だ。
なお、毎回使うアルカリ毛穴洗浄水の容量は240ml。1本で約30回分使えるので、3カ月ほどで交換するペースとなる。交換用の価格は2,400円なので、化粧水や美容液を買うものと考えればコスパは悪くないだろう。
使用後はその都度、手入れが必要となる。まずはタンクを洗浄するために、再び水を入れて噴射する。あとはノズルや本体を丸洗いすればOK。毎回手入れはちょっと……と思ったが、お風呂上がりのついでにやってしまえばあっという間だった。
使用直後に効果を感じられ、使い続ければさらに効果を発揮する角栓クリア。肌にもやさしいので、毛穴汚れやザラザラ感に悩む人にオススメしたいアイテムだ。