家電レビュー
パワフルなのに扱いやすい! ティファールのアイロンがさすがの使い勝手だった
2023年6月29日 06:30
今回紹介するのはティファールのコードレスアイロン「フリームーブミニ 6470」です。ティファールのアイロンといえば、海外ブランドらしいパワフルさとがっしりした本体というイメージでしたが「フリームーブミニ 6470」はそのイメージをいい意味で裏切ってくれる軽やかな一台です。実売価格は13,000円前後。
本体重量は920g、同社のアイロンラインナップで最小・最軽量というモデルです。コードの取り回しが必要ないコードレスタイプ、しかも軽いので、普段アイロンを使い慣れていない人にもおすすめのモデル。
アイロン本体の重さでシワを伸ばせるという理由から、あえて重さがあるタイプを選ぶ方もいらっしゃいますが、アイロンがけに慣れていないなら本体重量が軽いタイプを選ぶのがおすすめです。私自身、アイロンがけには自信がないので、本体重量が軽いタイプを好んで使っています。
驚くほど滑りが良い!
実際に使ってみて、驚いたのは、かけ面の滑りの良さでした。生地の上をスーッと動いてくれるのでストレスなくどんどんシワを伸ばせます。秘密は「セラミックかけ面」。軽い力で引っかかりなく使えるので、生地が薄めのシャツでもかけやすいです。
軽量コンパクトなタイプなので、パワーが物足りないかなとちょっと心配していましたが、実際に使ってみるとそんなことは全くありませんでした。ワイシャツも期待以上の仕上がり。
今流行りのスチーマーでは再現できないアイロンならではのプレスが目立つ、パリッとした仕上がりで大満足。かけ面の先端が細くなっているので、ボタンや襟周りの細かい場所ももれなく仕上げることができます。
コードレスアイロンなので、途中で本体をスタンドに戻して給電する必要がありますが、パワー不足も感じませんでした。シャツの向きを変える時など、アイロン本体を置くタイミングでスタンドに戻すことで、しっかりと熱を維持できました。
パワフルスチームでジャケットが生き返った!
ティファールのアイロンといえば、パワフルなスチームも特徴のひとつ。コードレスの「フリームーブミニ 6470」でも最大95g/分のスチーム機能を搭載しています。スチームボタンを押すと、「シュッ」という音と一緒に高温のスチームがかけ面から放出されます。厚手のニット素材など、直接アイロンがけしにくい素材でもスチームを使うことでシワやニオイをとることができます。
何度も洗濯しているうちに伸びてきてしまうニットやポロシャツの袖口なども、高温スチームで復活します!
1日着てヨレヨレになってしまったジャケットも全体にスチームをあてて、引っ張るようにするとシワが目立たなくなります。春夏に活躍する麻素材のジャケットもあっという間に復活しました。
ジャケットをハンガーにかけたまま気軽に使えるので、忙しい朝でもサッとシワ伸ばしできます。本体重量も軽く、手に持ったまま使うのも負担に感じませんでした。スチーマーと同じように使えるのも嬉しいポイントです。
アイロンとスチーマーのいいとこ取りの頼もしい一台
とにかく軽くて滑りがいいので、長時間使っても疲れにくいのが魅力。実際、今回5枚のシャツに、ジャケットまで連続してアイロンがけしましたが、ほとんど疲れを感じませんでした。
個人的にしわが寄った服がきれいに仕上がるのが嬉しくて、シワがついた服がないか家中探し回ったほどです(笑)。シワがない洋服はきれいだし、ピシっとプレスラインが入った服を着るのはテンションがあがります。
パワフルスチームと滑りのいいかけ面で、厚手のジャケットから繊細な薄手のシャツまで一台でカバーしてくれる頼もしい一台です。アイロンとして使うのはもちろん、スチーマーとしてもバッチリ使えます!
特におすすめしたいのは、古いアイロンをずっと使い続けている方。「フリームーブミニ 6470」の軽さと滑りの良さにはきっと驚くと思います。手軽なスチーマーを使っているけど、やっぱり物足りないと感じている方にもぴったりです。