e-bike試乗レビュー
いろいろなニーズに応えてくれる!! 折りたたみミニベロe-bike「mini Fold16 popular+」
2021年1月29日 09:00
これから自転車通勤を始めたい、クルマに積載して出かけた先でサイクリングを楽しみたい、自宅の駐輪場に空きがない・停めたくない……。そんな人にオススメなのが、昨年末にベネリが発売したミニベロe-bikeの新モデル「mini Fold16 popular+(ポピュラープラス)」。価格は127,200円(税別)。e-bikeとしてはリーズナブルな価格設定となっています。発売前に試乗車を借りることができたので、都内をのんびり走ってみました。あらためて写真とともにご紹介しましょう。
メーカー名 | ベネリ |
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製品名 | mini Fold16 popular+ |
価格 | 127,200円(税別) |
イタリアの老舗オートバイメーカーのベネリは、MTBやクロスバイク、ミニベロなど全部で10車種のe-bikeを展開しています。その中でも特に人気なのがミニベロe-bike。「ZERO N2.0」「mini Fold16」シリーズが用意されており、それぞれラインナップも充実しています。新モデル「mini Fold16 popular+」は、人気の同シリーズでのコンポーネンツが見直されて、内装3段変速が追加されています。
【訂正】初出時「リアハブにモーターを内蔵」としていましたが、モーターではなく正しくは「変速機」でした。お詫びして訂正いたします(1月29日)
フロントハブには、ベネリがオリジナルでセッティングしたAKM製のドライブユニットを搭載。以前にシングルスピードの「mini Fold16 popular」も試乗する機会がありましたが、アシストモードの切り替えで走るよりは、内装3段変速があるほうが当然長い距離を走りやすいです。
また、前後スプロケットの歯数変更や専用アシストプログラムを開発し、より走行性能を向上させているそうで、1充電あたりの最長走行距離は約70kmに。「mini Fold16 popular」よりも約20km伸びています。バッテリー(36V/5.2Ah)に変更はないので、走行性能へのこだわりが感じられます。
【訂正】初出時、モード別の最長走行距離が誤っていました、お詫びして訂正いたします(2月1日)
そして、折りたたみ機構に魅力を感じる人も多いでしょう。折りたたみ時の移動を考慮しキャスターが標準装備されているので、マンションなどの集合住宅で部屋に運ぶ際の負担も軽減されます。ドライブユニットやバッテリーを装着するe-bikeなので、通常のミニベロよりは重たくなってしまいますが、車体重量は18kgなのでクルマにも無理なく積載できます。輪行用のキャリーバッグもオプション(4,500円・税別)で用意されています。
車体サイズは1,360×570mm(全長×全幅)、折りたたみ時のサイズは890×450×585mm(全長×全幅×全高)、タイヤサイズは16×2.25インチ、車体重量は18kg。カラーはコズミックレッド、コズミックブルー、コズミックシルバーの3色となっています。