片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術8】DM・郵便物を溜めない3ステップ
2016年 10月 20日 06:30
郵便受けから出してとりあえずリビングテーブルに置き、気付くと大量に溜まっているDMや郵便物。今回は、DMや郵便物を溜めないための「捨てる」「分ける」「保管する」3ステップをご紹介します。コツは玄関からリビングに持ってきたら、止まらずに各部屋へと一気に処理することと、その流れのなかで不要な書類を捨てること。溜まる前に「あるべき場所」へ移動させれば、必要な情報だけを手元に残せますよ。
ステップ1:即捨てられるものは、玄関で【捨てる】
玄関にダストボックスを用意。郵便受けの中身をチェックして、明らかに不要なチラシや広告ハガキを玄関で捨て、部屋に持ち込むのを防ぎます。壁掛けタイプのゴミ箱ならスマートです。太い油性ペンや、個人情報保護グッズ(スタンプ、専用ハサミなど)も玄関へ用意しておくと便利です。また、チラシ類を古紙回収に出すなら、紙袋へ溜めてもいいでしょう。我が家では古新聞を玄関にストックしているので、不要なチラシもストックと一緒に古紙回収へ出しています。
ステップ2:リビングで人と重要度を【分ける】
残ったものを、今度は保管場所別に分けます。例えば、まず「子ども」「夫」「自分」などの宛名別に分けてから、「すぐ読む・返信必要(緊急度高)」「あとで読む・返信不要(緊急度中)」「とりあえず手元に置く(緊急度低)」など緊急度別に分けます。封筒は開け、不要な書類や封筒を捨てるとスッキリ。シュレッダーも「あとでやろう」だと書類を溜めてしまいがちなので、仕分けをする場所の近くに置くと、すぐに取り掛かれます。
ステップ3:適した場所へ【保管する】
分けた行先に配達し、その後の処理をしやすいように保管します。家族宛のものは家族へ。緊急の書類は冷蔵庫やボードに留めて、常に確認できるようにしましょう。あとで読むものはトレーやボックスに入れ、溢れる前に整理を。また支払明細は家計簿にはさむなど、次のアクションが楽になる場所へ保管し、用が済んだら処分します。ゆっくり見たいカタログはマガジンラックへ。クーポン券などはすぐに財布や買い物バッグへ入れれば使い忘れを防げますよ。
まとめ
DMや郵便物などの情報にも賞味期限があります。次々に入ってくる新しい情報の場所を確保するために、「必要な情報だけを残し、不要な情報を捨てる仕組み」を作りましょう。原本が必要ない書類は写真に撮ってクラウドへ保存する、不要なDMやカタログは送り主に連絡して配送停止してもらうといった手段も有効です。郵便物なら送り主への返送もできます。業者もDM発送のコストがかかるので、受け取り拒否された宛先への発送を止める可能性が期待できますよ。
(参考)架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?……日本郵便公式サイトより
https://www.post.japanpost.jp/question/121.html