ぷーこの家電日記
第591回

広いテーブルで家飲みがますます楽しい
2025年10月17日 07:05
今月は緩ダイエット月間ということで、お酒も外食も控えてはいるけれど、あくまでも金曜日を除く平日、月曜~木曜だけで、週末は何も変わらず食べたいものを食べ、飲みたいものを飲んでいる。痩せる気があるんだかないんだか。
そして、外食も結構多めの我が家において、矛盾するようだけど、私は家で飲むのが好きである。あくまでも、家事として日常的に献立を考えたり準備したりすることが面倒臭くて「今日はもう何も考えたくないし何もやりたくない!」とやる気が出ずに外食することが多いだけ。週末はパーティーなのだ。
人が来ようが来まいが、1人でも2人でもパーティーなので、大体「今週末は○○祭りしよう!」みたいな感じでワクワク準備することが多い。同じ料理といえど、家事と祭りでは全く別物。そして、その祭りの開催場所は家が1番良い。Netflixで映画でも見ながら、好き勝手飲んで食べて、疲れたらそのまま寝てもいい。
元々出不精な性格なので、この牛のような生活が快適すぎて家でゆっくり飲むのが大好きだ。外で飲んだら「やっぱり人が作ったものは美味しいなぁ」と思うのだけど、出不精が勝つ傾向は年々強くなっていっていて、家に快適さを求めてしまう。
家でご飯を食べるのは快適なんだけど、その中でずっと不便というか買い替えたいなぁと思っていたのがリビングテーブルである。我が家ではニトリの2WAYこたつを気に入って愛用していた。高さが変えられるので、ソファに座っても丁度いい65cmで使え、さらにそれがこたつなのである。私たちだけでなく、冬場は我が家の猫も大変気に入って、定期的に「換気します! 水を飲んでください!」と言わなければ出てこないくらいこたつの虫になっている。
昔のようにヒーターが大きく出っ張っていることもないので、夏場はそれがこたつであることも忘れるくらいにただのリビングテーブルとして使えるから別に邪魔でもない。一人暮らしも含めて20年以上「こたつは邪魔だし、布団の洗濯とか面倒臭い」と置かなかったのに、1度使うと「こたつって快適!」と、手放せなくなってしまったのだ。
唯一だけど買い替えたいほどの不満が「我が家にはちょっと幅が狭い」のである。テーブルは120cmと、一般的な4人用テーブルの幅があるのだけど、夫が結構大柄なこともあり、2人で座ると足が3本しか入らない。どちらかの足を片方テーブルの脚の外に出す必要があるのである。これが地味にストレスなのだ。
ソファでゆったり映画見ながら飲んでいる時に、ギューギューのテーブルにゆったり気分になれない! そんな小さな不満を積み重ねながら、私が洗剤でテーブルの天板を無様に変色させてしまう事件が起こり、「テーブル買い直すか……」と夫に言わしめたのが去年の年末。
友人宅の天然木のリビングテーブルの可愛さに惹かれ、高さも広さも自由に選べるオーダーテーブルを買おうということになったのだけど、「お値段高い」「リビングの最適サイズが分からない」「こたつじゃなくなる」と、3つの悩みがぐるぐると巡って中々決められずにいた。やっぱりニトリの2WAYこたつはかなり優秀なのだ。
先日フラッとまたネットを徘徊していたら出会ってしまった。幅は120、150、180cmの3パターンに調整でき、高さは足の組み合わせで6段階変えられ、奥行きは10cm広くなる80cm。そしてなんとこのテーブルがこたつなのである! 普段は150cmで使って、来客とかでテーブルが狭い時は180cmまで広げられるのが最高ではないだろうか。
Amazonにあったノーブランド品で、天然木でもないし、特段おしゃれじゃないかもしれない。でも、このテーブルは私たちの快適という要望には全て応えてくれる!!! ということで、「これどう?」と夫に聞くと「これにしよう」と即決。9カ月間何度「テーブル変えたいねぇ」と言ったか聞いたか分からないくらいだったのに、あの時間はなんだったんだ!? というくらいにあっさり決まってしまった。
届いてから共同で組み立て作業。さすがの大きさで重すぎるくらいに重いしっかりしたテーブル。捨てる緩衝材だけでもすごい量! 手際がいい引越し業者のようにパパーっと組み立てて汗だくで完成。同じ日に届いて設置した日本酒セラーにたくさんお酒も冷やしたところだし、「今夜は日本酒パーティーだ!」と、買い物に行き、たくさんのおつまみを用意し、広々したテーブルで、Netflixのドラマを見ながらダラダラと飲んだ。
新しいテーブルはかなり快適! 30cm幅が広がるだけでこんなにも違うのかと、オーダーテーブルで180cmくらいかなぁなんて思ってた自分に冷や汗かきながらホッとしたのでありました。
使っていたこたつは変色もあり誰かに譲ったりできるようなものでもないので処分。粗大ゴミは持ち込み施設が結構近くにあるので、予約をしてから直接持って行く。1世帯あたり、年に3回までの制約があるので、現在断捨離中ということもあり、1週間先の週末にまとめて持ち込むことになった。
そのこたつは最後のお勤めとして、1週間限定で私のミシン作業台にしている。私が洗剤で思い切り変色させた天板の染みたちを隠すために使っていたテーブルクロス代わりの布たちを、全部ランチョンマットに作り替えて、新しいテーブルで使うのだ。
古いテーブルで新しいテーブルのものを作って代替わりの儀式。ミシンの作業台として結構快適で、「え、捨てなくてよくない?」という気分になっているけれど、部屋の圧迫感がすごいので、大人しく手放すこととする。広いテーブルでさらに快適になった我が家。日本酒セラーなぁんてものも来ちゃって、ますます家飲みが捗る! 飲みすぎないように二日酔いにならないように気をつけようと思っているのでありました。日本酒セラーの話はまた次にでも。



