ぷーこの家電日記

第367回

薄いホットプレートで収納問題解決! 念願の家もんじゃ焼き

あっという間に2021年も3月に突入しました! 春っぽくなってきたかな!? と思ったりもするけれど、何せほとんど外に出ないものだから、常に適温すぎて分からない。季節を全く感じない平坦な毎日を過ごし、気付けば3月とかちょっと驚く。春の陽気に誘われてお出かけ気分が湧いてくるけれど、東京は緊急事態宣言をさらに延長しそうな様子だし、まだまだ安心安全とは言えない。私も今一度シャキッと気合い入れて警戒し、おうち時間を楽しむ方向で過ごしたいと思っている。

おうち時間の楽しみといえばやっぱりご飯。通常のご飯ももちろん美味しいけれど、作りながら食べる卓上料理はパーティー感も出てとても上がる。我が家で愛用しているのはBRUNOのコンパクトホットプレート。前は大きなホットプレートを使っていたのだけれど、ホットプレートでテーブルの上が占領されて、いろいろなお皿を乗せ辛いし、夫と2人で使うには勿体ない大きさだった。

大家族の友人がもう一つホットプレートが欲しいと言っていた機会に、大きなホットプレートを引き取ってもらい、コンパクトホットプレートを買ってから早数年。ホットプレートだけでなく、オプションの深鍋は冬の鍋の供として使いまくり、そろそろ色が剥がれてきたくらいだし、これまたオプションの蒸し器は、「これ考えた人天才!」というほど感動オプションで大活躍。ホットプレート自体は特に多機能というわけではなく、ヒーターが入っているだけのシンプルな家電なのに、こんなに大きさも形も良く、使い勝手も良く、発売から随分経つのに未だに大人気なのは本当に納得。そして定期的に限定色が発売されたりして、持っている私でもまだ欲しくなってくる(笑)。

そんな感じでとにかくとても気に入っているコンパクトホットプレート。テーブルで2人で食べるには大満足の大きさなのだけれど、大きなホットプレートが欲しいなぁと思うタイミングが「もんじゃ焼きを食べたいなぁ」というときだ。もんじゃ焼きは大きなホットプレートじゃないと上手く作れない。粉物ってとても美味しいし大好き。たこ焼きもお好み焼きも明石焼きももんじゃ焼きも全部好き。強いて言うならたこ焼きが一番好きだけれど、その時々の気分で食べたいものが変わるくらいには全部大好きだ。

コンパクトホットプレートしかないので、もんじゃ焼きは家ではほぼ食べなくなった。でも、今はダイエット中の身。粉物食べたいなぁって思ったときは、小麦粉の量が少なくて済み、野菜がたっぷり食べられるもんじゃに気持ちが傾きがちである。「家もんじゃ欲」がこの頃結構高まって来ていたのである。

じわじわもんじゃ熱が高まっていた頃、家庭菜園の畑で、夏野菜の準備のため冬野菜を片付けてお野菜をいろいろ収穫して帰った。そこにはキャベツが2玉も。キャベツを前にもんじゃ熱がさらにグツグツに煮えてきた。そんなタイミングで家電 Watch内のレビュー記事「薄さ3mmでもハイパワーなホットプレート! MAGIC GRILLは片付け楽々で朝昼晩に使える」が目に入ったのだ。

なんとプレートの薄さは3mm。ホットプレートの足は着脱式なので、まな板と一緒に立てておけるほど場所を取らないという、薄くて魅力的なホットプレート。タイムリーすぎる! 「このホットプレートめっちゃ良くない!?」とテンション高く夫に見せてみた。夫は「19,800円かぁ……。そこそこするねぇ」と返事をした後にちょっと考えてニヤリとした。「コロナでしばらく飛行機とか乗らないじゃない? 2万マイルが3月末で失効になるから、とりあえずTポイントに変えたんだよねぇー」なぁんて言って、ホットプレートをポイントで購入してくれたのであーる。

数日後、我が家に届いたMAGIC GRILL。本当に薄い! さらにおしゃれ! ちょっとした隙間でも立てて収納できるの本当に便利! 焦げ付かないから油を使わないでいいのも良い。結構ハイパワーなので、グリルしてもしっかりこんがり。そしてやっとで念願のもんじゃを。張り切り過ぎてかなりの量にしてしまって、「やばい! やばい! 決壊する!」と、フチを超えて流れ出そうになってワタワタ(笑)。何とかギリギリセーフな感じだった(笑)。熱々もんじゃはやっぱり美味しい!

翌日「昨日もんじゃ美味しかったし、ご飯作るの面倒だから、今日ももんじゃでいい?」と、連続もんじゃにするつもりでホットプレート出したけれど、材料を切るのさえも面倒な気分で、「何か焼いて食べようか(笑)」と、包んでストックしてあった餃子や、お魚など、冷凍庫にあるストックを出してきて焼いて食べた。これがまた美味しいし楽しい。「ダイエットにもんじゃ!」などと言いながら、手軽過ぎていろいろ食べ過ぎ注意だなぁとドキドキしている(笑)。野球シーズンも始まったし、野球を見ながらの卓上ご飯がとっても楽しみな春到来なのであります!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。