ぷーこの家電日記

第368回

免許更新ついでに有休取ってリフレッシュ

3月も半ばとなりましたが、2月に誕生日を迎えた私にとって、今年は運転免許更新の時期だった。免許更新の案内の葉書って届いていたっけ!? 誕生日の40日ほど前に届くので、きっと年末の大掃除の際にDMか何かと間違えて捨ててしまった線が濃厚なのだけれど、目にした覚えが全くない。免許証の有効期限を見て「今年は平成何年だ!?」と一瞬分からなくなるけれど、やっぱり今年である。こういう事務手続き系が本当に面倒で苦痛で仕方がない性分の私は、つい後回しにしがち。気づけばあと1週間くらいで失効しちゃうじゃないかと焦って渋々免許更新に行って参りました。

東京はまだ緊急事態宣言まっ只中で、普通に運転免許試験場がやっているのか調べるところから。人数を減らしながら運営しているので、混雑状況によっては受けられないかもしれないとホームページに記載されていた。でも、前週の混雑状況も警視庁のホームページ内に掲載されていて、午前中はちょっと混み合っているけれど、混みすぎて断られるほどではないようだ。

仕事は午前中お休みで十分間に合うよなと思ったけれど、もしかしたらというちょっとした不安もあったので、1日お休みをもらって行くことに。もしかしたらのハプニングがあったとするならば、朝寝坊したことくらいだろうか(笑)。朝イチで更新終わらせて、久しぶりの平日休みを満喫するはずだったのに!

朝ちょっと遅めに起きて準備して試験場に行くと11時くらい。人はパラパラとまばらで思っていたよりも混んでいない。最初の受付で「更新案内の葉書ありますか?」と聞かれ、「すみません、葉書はありま」「はい○番窓口に行ってください」とめっちゃ被せ気味に言われて、その後もトントントンと視力検査や写真撮影まで終わった。こういう証明写真を撮るときって、「あぁ、私の今後の人生において、今日が一番若い日なんだなぁ」と、何だかしみじみしてしまうのだけれど、それは私だけだろうか?

本当にあっという間に終わって、あとは講習を受けて新しい免許証を受け取るだけ。講習は開始時間が決まっていなくて、教室に人が集まった時点で開始される。アルコール消毒が準備され、ドアは開けたまま、席も1つ空けて座れるようになっていて、感染症予防対策もしっかりしている。

優良運転者講習なので、30分の短い講習で終了。新しい免許証を受け取ると12時のお昼時。こういう手続きが本当に苦手で億劫なので、終わった時の達成感ったら堪らない。折角だから何か美味しいものでも食べて帰ろうかなぁと思ったけれど、この「私やり切ったぞ!」という達成感と快感で、「このままやるかー!」と思い立ったのが美容院に行くこと。

そろそろ美容院行きたいなぁと思っていた頃にコロナが発生して、落ち着いたら行こうと思いながら全然落ち着くこともなく、不要不急だし別に困る訳でもないしとやり過ごしているうちに、1年半くらい経っていた。

コロナ禍に関係なく、もともと美容院は結構苦手なのだ。行った後は絶対に後悔しないし、むしろ最高の気分で帰るのだけれど、まぁ何度行っても毎度毎度緊張するし、行く前の気の重さが凄い(笑)。でも免許更新できた私だもの! 今なら勢いで行ける! 時間もある! と、美容院に行くことにしたんだ。空いてなかったらご飯食べて帰ろうって思ったけれど、平日の昼間最高! 無事に入れた。

久々に行った美容院ではもう全部入りのフルコース! カット、パーマ、トリートメントにヘッドスパまでやってもらうことに。緊張はするのだけれど、やっぱり美容院に行くと「来てよかった」って気持ちになる! 人にシャンプーしてもらうのは最高に気持ちがいいし、ヘッドスパなんて1gも痩せてないのに体が軽くなった気分にさえなる。髪の毛もバッサリとショートにして、本当にスッキリしたー! いやぁ、良き1日だった。

この気持ちが保てたらなぁ、次に美容院予約するときに億劫な気持ちが出なきゃいいのになぁと願ってはいるけれど、どんだけ満足してもまた予約する頃には気持ちがリセットされるの本当に不思議。白髪が出始めて定期的に染めたくなる遠くない将来を考えると、ちゃんとメンテナンスやっていけるんだろうかと、正直ビビっている。

あと、久々に美容院に行って驚いたのは、雑誌が電子版になっていたこと! 500誌以上読める楽天マガジンがインストールされたタブレットを渡されて好きなものを読めるようになっていたのだ。「へぇ! ハイテク!」って思いながらも、かつての「何をチョイスしてくれるのかしら?」という、美容師さんセレクト雑誌がちょびっと楽しみで好きだった。あれ、選ぶ方も結構気を使って大変だっただろうなぁと思っていたので、コスト的な効果だけじゃなくて色々平和な進化だなと思ったのでありました(笑)。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。