ぷーこの家電日記

第138回

家庭用精米機導入! お米が美味しくてダイエットが捗らない

 私の実家は福岡県。年に1、2回位しか会えないけれど、我が両親は健在で2人で仲良く暮らしているので、今のところ安心している。

 もうすぐ68歳になる父は、まだ現役バリバリで仕事をしているし、片手間で近所に借りている畑をいじったり、週末は、やれ同窓会だ、旅行だ、町内会のソフトボールだ、バレーボールだと、本当に団塊の世代のバイタリティって恐ろしいなと思うほど元気。土曜日に出かけたら日曜日を寝て過ごしてしまうような自分を反省する。

 そして母は、裁縫に料理に、こちらも自分の時間を結構楽しみつつ、家事完璧な主婦で、いやはや本当に脱帽。私も結構料理はするが、母の料理上手には全くもって歯が立たない。「もうプロじゃん!」と思う位。

 子供の頃から基本全て母の手作りで育ってきた私は、コンビニで肉まんを買ったのも高校生になってからだし、ピザ屋さんのピザを初めて食べたのも大学生になってから。隣の芝生は青いと言うけれど、初めて食べるまでは、既成の食べ物や外食に憧れすらあった。そしてそれがどれだけ凄いことなのかを、大人になって知るのである。

 そんな我が実家なのだけれど、私も40歳近くになり、中年に片足なのか両足なのか突っ込み始めてるにも関わらず、「何か送ろうか?」と、よくおかずを作っては冷凍で宅急便を送ってくれる。私も言葉に甘えていつも「何が入ってるかなー♪」と開けるのは楽しみだし、「今度あれが食べたーい!」などとリクエストまでしちゃう(笑)。

 そんな実家からの素敵な不定期便。この頃「お米まだある?」なぁんて聞いてくる。実家は農家ではない。「お米あるから大丈夫だよー」って答えるけれど、それから毎回「まだお米ある?」って聞いてくる。一度実家に帰った時に見たら、米一俵? 数十kgの玄米をまとめて買っているらしい。2人暮らしなのになぜ(笑)?

 そして、毎回「お米まだある?」と聞いてくれるので、また言葉に甘えて荷物に入れてもらうことに。玄米体にいいし、玄米食にしようかなぁと思ってたんだけれど、夫が玄米とか雑穀米とかをどうにも好まない。「やっぱり食べるなら白米!」という夫。身内だけでサンプル数少ないけれど、男性ってあまり好まないような気がするんだけれど気のせい!?

 精米所に行こうかなとも思ったけれど、せっかく精米したてのお米が食べられる機会だし、しばらく「お米まだある?」と送ってくれそうだしってことで、1度に精米してしまうよりも、都度精米して食べられるように精米機を買うことにした。

 何度も電気屋さんとかで見てたけれど、精米機って本当に品揃え少ない。2,3種類しか置いてないし、なんだかパッとしなくて購入せずにしばらく過ごしてた。でもとうとう米が切れたのでそろそろ決めなきゃなと……。

 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、Amazonで山本電機のBisen(美鮮) YE-RC41が45%オフになっているのですよ! 価格.comでも売れ筋ランキング1位の精米機。2万超えるのはなぁ……。と買うのを躊躇してたけれど、13,000円位になってる! おぉ、これは買いじゃないかしら。無洗米もできるし、古くなったお米を再精米できるので、いつでも新鮮に食べられる!

 精米したてのお米を、PanasonicのWおどり炊きの炊飯器が炊き上げる……。やっばいね。美味しい! お米が美味しい! ご飯が捗って困る。ダイエットしなきゃとか、糖質カットしなきゃとか、そんな私の弱い意思は完全にぶっ飛ぶ。美味しい! お米ってやっぱり美味しいよねーーー!!!

 ホームベーカリー位の大きさがあるので、いつでも使えるように便利に、かつ邪魔にならないようにセットする場所を確保するのは大事。音はそこそこするけれど、大きくガタガタ揺れることはないので気にならない。精米時間も結構短い。すごい良い買い物したー!

 せっかくなので、胚芽米とかも食べたいなと思うけれど、夫がどこまで許容できるかだな。色々試して美味しいご飯をもりもり食べるのだー! やだ、太る!

 精米した時に出る米ぬか、捨てちゃうのも勿体無いなぁと思うけれど、パンとかクッキーとかにするにも限度があるし、何かいい活用法がないかなぁと、現在探し中でございます。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。