調理の下処理
ソースの乳化がポイント! シンプルな材料だけでできる「ペペロンチーノ」のコツ
第90回
2019年5月31日 06:30
「ペペロンチーノ」は、ニンニク、オリーブ油、唐辛子で作るシンプルなパスタです。パスタの本場イタリアでは、家庭料理として食べられています。オイルをベースにした「ペペロンチーノ」は乳化がポイント。水に溶けない油へ、デンプンが溶け出したパスタの茹で汁を加えることで乳化させ、ソースをパスタに絡みやすくします。今回は、「ペペロンチーノ」の作り方をご紹介します。
基本のペペロンチーノの材料
ペペロンチーノには、ソースが絡みやすい細めのスパゲティーがよく使われます。パセリを加えるレシピと、加えないレシピがありますが、ニンニクの香りをマイルドにしたいなら加えるのがおすすめ。このレシピでは乾燥パセリを使用しましたが、生のパセリを使うと、より爽やかな香りが楽しめます。
<材料(1人分)>
・スパゲティー:80g
・唐辛子:1本
・ニンニク:1片
・オリーブ油:大さじ2
・水:1L
・塩:小さじ2
・乾燥パセリ(お好みで):小さじ1
・パスタの茹で汁:50ml
材料を全て準備してからパスタを茹で始める
唐辛子は中の種を取り出し、そのまま使うか、手で2つにちぎります。ピリッと辛い味わいが好きな場合は、輪切りにして辛味を強くしましょう。ニンニクは根元部分を切り取って輪切りにします。中心にある芽は焦げやすいため取り除きましょう。生のパセリを使う場合は、葉のみをみじん切りにして茎は使いません。材料を切り終えたら、塩を加えた湯でパスタを茹で始めます。