男の清潔感向上委員会

男の紫外線対策、手軽なのは? 帽子・日傘・UVカットパーカー試してみた

なんか、老けた……? もうすぐ中年男、仕事(と婚活)のためにも見た目だけは若々しくいたい。でも一体、なにをすればいい? 美容について右も左もわからない筆者による体当たり企画です。
男性でも比較的気軽に取り入れやすい紫外線対策アイテムを3つ紹介します

38歳を迎え、ここ最近は顔のシミやシワが気になるようになりました。鏡を見るたびに、これまで日焼け対策をあまりしてこなかったツケを実感しています。

以前は男性で日傘をさしている人は少ない印象でしたが、最近は街を見渡してみると男性の日傘も違和感がない空気になっていると感じます。今年は日焼け止めはもちろん、もう一歩踏み込んで対策してみたいところです。

そこで今回は、男性でも比較的気軽に取り入れやすい紫外線対策アイテムを3つ試してみました。紫外線対策は面倒になりがちなので、美容初心者のアラフォーでもムリなく継続しやすいかという視点も含めてレビューします。

無印「日陰を持ち歩くキャップ」かぶるだけで手軽

無印良品「UVカット日陰を持ち歩くキャップ」(2,990円)は、大きな日よけが特徴のキャップ。公式サイトでは残念ながら売り切れのようです。

UVカット率90%以上、UPF50+に加え、撥水生地を採用。あご下で固定できるボタンも付いており、日陰を持ち歩くような感覚で使えるアイテムです。

実際にかぶると、顔まわりから首元まで影ができ、体感温度も下がる印象。筆者自身、顔と首の肌の色の差が気になっていたのですが、首までしっかり覆えることでその点のケアにもつながると感じました。

カラーはモカブラウン。ほかにダークグレー、サンドベージュがあります

かぶる人にもよりますが、筆者の場合は見た目のインパクトがやや強く感じられました。両手がふさがる作業時や軽い運動時には使いやすい一方で、人通りの多い場所ではやはり着用に抵抗を覚える場面もあります。

ただし、「日傘をさすほどではないが日差しが気になる」といったシーンでは重宝しました。たとえば、マンションのゴミ出しやポストの確認など、短時間の外出時や夕方の微妙な日差しの中でも、サッとかぶるだけで手軽に対策できます。

「日傘を取り出すのが面倒だし、これくらいなら対策しなくていいか……」と見過ごしがちな場面をカバーでき、結果として対策の抜け漏れを減らせました。毎日使うというよりは、必要な場面で使うアイテムとして日常になじみました。

日よけは取り外し可能。サイズ調整は後ろの紐を引くだけで簡単

コールマンの超軽量日傘

コールマンの「モバイルシェード55 DR ライト」(3,960円)は、晴雨兼用の軽量設計の折りたたみ傘です。

アウトドアブランドらしいタフなデザインで、アラフォー男性でも違和感を覚えにくい

同社のテント技術「ダークルームテクノロジー」を採用し、遮光率90%以上でしっかり日差しを遮ります。耐水圧約2,000mmで雨傘としても使用可能です。実際に使用すると、真夏の強い日差しでもしっかり影ができ、体感的な涼しさがありました。

カラーはネイビー。サイズは、使用時で約100×100×56cm(幅×奥行き×高さ)

重量は約130gと非常に軽量で、単一形乾電池と同程度。バッグに入れっぱなしでも負担になりにくく、「とりあえず持っていく」ハードルを下げてくれます。さらに、親骨55cmとコンパクトで出し入れもスムーズ。スーパーに入店するときに、スッとポケットに収めることもでき、手軽に扱えました。

持ち手にはカラビナ付きのゴムコードが付属しており、バッグへの装着や落下防止に便利です。軽量な傘は持ち手が小さく、不安定に感じることもありますが、カラビナに指を通して使うことで、「風にあおられてうっかり手から離れてしまうのでは」という不安を軽減できました。

収納時のサイズは約5×5×25cm(幅×奥行き×高さ)で、ポケットにも収まります

骨にはグラスファイバーを採用しており、軽量モデルとしては耐風性もまずまず。軽い風で大きくあおられるようなことはありませんでしたが、強風時はやや不安。晴雨兼用といっても、筆者はしっかりした雨傘と使い分けています。

日傘は「持ち歩く」「すぐ使う」という習慣化のハードルがありますが、この日傘は軽くて扱いやすく、日常に取り入れやすい印象。日差しが強い日に、ムリなく持ち歩けました。

ユニクロのロングセラー「UVカットパーカ」

ユニクロの「ポケッタブルUVカットパーカ/NANODESIGN」(3,990円)は、ロングセラーの長袖アイテムです。長袖はガチ感が出やすい日焼け対策ですが、デザインがシンプルで目立ちにくいため、外出先で着ることへの心理的な抵抗はありませんでした。

カラーはブラック。ほかにはグレー、ナチュラル、グリーン、ブルー、ネイビーとカラー展開も豊富

東レの「NANODESIGN」による高機能ポリエステル複合繊維を採用し、撥水性・伸縮性・しなやかさを両立。UPF50+相当のUVカット性能も備え、日差し対策としての基本性能は十分。

ポケット付き

強い日差しの下では腕への直射を防ぎ、不快感の軽減に寄与します。日差しが厳しい日には、自然と羽織る場面もありました。生地は薄く、通気性がよく、長袖ながら熱がこもりにくい点も特徴です。

とはいっても長袖なので、夏に着るとやはりやや暑いと感じました。ショッピングセンターで冷房が効いている場合でも、脱ぎたくなることがありました。

一方で、コンパクトに収納できる点は大きな強みです。薄手で軽量のためバッグに入れてもかさばらず、カフェなど冷房が効きすぎている場面での羽織りとしても活躍します。常に持ち歩くハードルが低く、カフェを利用する機会が多い筆者の場合はほぼ毎日携帯していました。「必要なときだけ着る」という使い方がしやすく、結果として炎天下での着用も選択肢に入れやすい一着でした。

対策をして、日差しへの意識が変わる

今回、日焼け対策アイテムを段階的に取り入れていく中で、自然と日差しを避ける意識が身についていく感覚がありました。最近は、自転車移動では直射日光を浴びやすいためあえて徒歩を選ぶようになったり、日差しが強い日は外出の時間帯を調整したりと、行動にも変化が出ています。

継続することで、意識も自然に変化していくと感じました。そのため、使いやすいものから取り入れ、ムリなく続けることが紫外線対策、ひいてはメンズ美容の第一歩になりそうです。

福永 太郎

フリーランスの編集者・ライター。ライフスタイル系メディアの家電記事の担当を経て独立。現在は複数のWebメディアに寄稿。