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15分で完成「アロマが香るアイピロー」作り方、症状3つのおすすめアロマ

「PCで疲れた目を癒したい……」、そんなときはアイピローとアロマが活躍してくれます。そこで今回は、「あずき」を使った「アロマが香るアイピロー」の作り方と「症状別のおすすめアロマ」を3つご紹介します。香りを加えたアイピローは、目の疲れだけでなく、鼻づまりや喉のイガイガのケアにも利用できちゃう優れものなんですよ。

 

アイピローに、どうして「あずき」を使うの?

あずきには適度な水分が含まれているので、600Wのレンジで1分ほど加過熱すると、蒸気が出てじんわりとした温かさが20分ほど持続します。最近は、何度も使えるカイロとしても「あずき」は注目されているんです。使うときには1点だけ注意があり、「連続の過熱」を避けることが必要です。連続して加熱すると、破裂したり、焦げたりする危険性があるので、利用したあとは、あずきに湿気を吸わせるためにも4時間ほど間を空けて使うようにしましょう。さらに、空気が乾燥している時期には、霧吹きなどでアイピローに水分を与えてからレンジに入れると安心です。また長期間使用しない場合は、冷凍庫で保管するようにしましょう。

 

アロマが香るアイピロー:材料と作り方

<材料:20cm×10cmのアイピロー1個分>

ハンドタオル(20cm四方):1枚
あずき:120g
お茶用パック:2枚

 

<作り方>

1.あずきを60gずつに分けて、それぞれお茶用パックに入れます
2.お茶用パックからあずきが飛び出ないように、口を並縫いで縫い合わせます
3.ハンドタオルを半分に折り、その間へお茶パックを横に並べて3辺をまつり縫いします
4.2つのお茶パックが移動しないよう、ハンドタオルの中心を並縫いしたら完成です

 

アロマが香るアイピロー、基本の使い方

基本の使い方

アイピローを600Wのレンジで1分ほど温めます。精油を1滴ティッシュに垂らして、アイピローと目の間に挟みます。ティッシュに精油を染み込ませているので、アイピロー自体へは香りが移りません。このやり方なら、症状別に精油を使い分けられます。それでは、症状別のおすすめ精油とアイピローの使い方を3つご紹介します。

 

症状別のおすすめ精油1:目が疲れているとき

目の疲れには、ラベンダー、ローズウッド、オレンジなどの精油がおすすめです。そのときの気分で、好きな香りを選んでくださいね。仰向けに寝て、温めたアイピローを目の上に乗せて、間に香りのティッシュを挟み込んでください。温かさがじんわりと目に伝わり、そのまま寝てしまうことも。こめかみがピクピクけいれんして辛いときも、効果テキメンですからお試しくださいね。

 

症状別のおすすめ精油2:鼻づまりのとき

鼻づまりには、ユーカリラジアタ、ラベンサラ、ティートゥリーなどの精油がおすすめです。使用するときは、香り付きのティッシュを鼻の上へ乗せ、その上へ温めたアイピローを置いてくださいね。おすすめした精油はすっきり爽やかな香りのものなので、ティッシュが目にかぶってしまうと、ヒリヒリしたり刺激を感じることがあります。目にかぶらない位置で使用するよう、ご注意くださいね。

 

症状別のおすすめ精油3:喉の調子が悪いとき

喉のイガイガが気になるときは、フランキンセンス、ベンゾイン、ユーカリグロブロスなどの精油がおすすめです。香りのティッシュを喉ぼとけのあたりへ置き、その上から温めたアイピローを置いてみましょう。風邪気味の夜、早めに布団に入って喉や首を温めると、気持ち良くぐっすり眠ることができます。冷え切った空気で気管支に刺激を感じるときにもぜひお試しください。その場合は、アイピローを首もとに置くといいですよ。

 

まとめ

今回ご紹介したアイピローは大切な人へのプレゼントにしても喜ばれそうですね。精油を添えて、気持ちの込もったハンドメイドの贈り物にしてみてはいかがでしょうか。簡単に作れるので、冬ごもりの間の手仕事にも、ピッタリですよ。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。