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食べ物、飲み物で「子宮環境を整える」5つのポイント
2016年 3月 25日 23:30
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毎年4月9日は子宮の日。みんな子宮から生まれてきて、女性は全員子宮をもっています。しかし「妊活」という言葉に代表されるように、最近の女性の子宮環境はあまり良くないようです。今回は、子宮環境の整える方法を5つご紹介します。生理痛や不妊に始まって、子宮内膜症や子宮頸ガンのような疾患まで、20代で発症する女性も少なくありません。そうならないために、毎日の生活の中で子宮環境を改善してみませんか。
子宮環境改善は、赤ちゃんへ良いベッドを作ること
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子宮はお母さんの中で、赤ちゃんを育てるベッドのような場所です。近年は、若いうちから生理痛に苦しんだり、そのため鎮痛薬を過度に使うケースや、鎮痛剤の乱用によって大きな病気を見過ごしてしまうケースもあります。生活の変化で食生活が乱れ、ストレスや環境汚染も影響して、子宮の状態が悪くなりやすいのです。子宮環境を整えるというのは、いかに良い赤ちゃんのベッドを作るかですので、ポイントは妊活と同じになります。子宮を今からでも良いベッドに変えるには何をしたらい良いのでしょうか。
バランスのいい食生活でビタミンやミネラルを補給
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ジャンクフードや過度な飲酒、添加物や脂物の多い食生活は、血液の質を低下させていまいます。身体のなかでも子宮は、生理があるために血液の質による影響を受けやすいのです。加工食品やジャンクフードを避けた、丁寧な食事でビタミンやミネラル補給しましょう。丁寧な食事は、子宮の状態をよくするだけでなく、肌トラブル、憂鬱やイライラ、その他不調も改善してくれますよ。
ビタミンC食材でストレスを緩和
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食材のなかでも、キウイ、レモン、イチゴ、みかんなどに、豊富に含まれるビタミンCは、抗菌・抗ウイルス作用、風邪の予防、むくみ解消、利尿促進、女性ホルモンのバランスを整えてくれます。さらにメラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて美肌やアンチエイジングに効果を発揮する頼もしいビタミンです。
そのうえ、ストレスに対抗するホルモン「副腎皮質ホルモン」をコレステロールから合成するのを助けてくれます。ステロイドで有名な副腎皮質ホルモンですが、実は体内で作られるホルモンで、ストレルに対抗する以外にも、抗炎症、免疫力強化などの働きをしています。
白湯などで身体を温める
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冷えは、血液の循環を悪くします。東洋医学では、「プラスエネルギー」が少ない状態で体が冷えるとされます。ですので、白湯を飲んで体の内側から温めて冷えを改善し体温を上げるようにしていきましょう。カイロを使ってもいいですよ。
デトックスで毒素を排出
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体に溜まった老廃物を出すと。内臓機能が高まり、血液がきれいになっていきます。血液がきれいになるので、生理痛のような女性特有の不調も改善されていきますよ。そのためにまずは、食物繊維の多いゴボウ、ダイコン、サツマイモ、バナナ、リンゴ、アーモンド、寒天などを多く摂るような食事で、排便を促進したり、水分を小分けしながらたくさん飲むようにして尿から毒素を排泄してもいいでしょう。
ハーブティーで整える
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ハーブティーは、ミネラルとビタミンを豊富に含んでいるため、子宮を含めた内臓にいい効果が期待できます。ラズベリーリーフは、女性に嬉しいハーブです。妊娠中の初・中期を除けば、妊活のときから産後までずっと使うことができます。ホルモンバランスを整え、子宮の状態を良くし、お産のときの痛みを軽減する効果もあります。ラズベリーの実を食べても、同様の効果が得られます。
ローズヒップにはレモンの60倍のビタミンCが含まれているので、先ほどのビタミンCによる効果が期待でき、「若返りの秘薬」と呼ばれるほど美容効果が高いハーブティーです。いずれも飲み方は、一気にたくさん飲むにではなく、ちょっとした休憩時間や食事など小分けにして飲むようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?食や生活習慣を改善しながら、子宮環境を改善すれば、生理痛も軽減されていきますよ。また妊活を始めたい方は、まずはデトックスをしっかりすることを心掛けてみてください。体の内側をきれいにして、体の不調を徐々に改善させていきましょう。そのあとで、身体へ摂り入れる食べ物も注意して、ふかふかの子宮が準備をしてみてくださいね。