老師オグチの家電カンフー
男の日傘は暑くなる前に買っておけ!
2024年3月6日 08:05
ちょっと思い出してみて、去年の夏を。
猛暑だの酷暑だの地球沸騰だの言われた、とにかく暑さが厳しい夏でした。2024年も、予報によると地球温暖化とエルニーニョ現象の影響で、全国的に猛暑なんだとか。
夏の日差し対策で有効なのが日傘です。昨年の夏、仕事で大阪に通っていたのですが、大阪で自転車に乗っているおばちゃんは、ほぼ100%日傘を取り付けて走行していました(少なくとも、天王寺・阿倍野エリアは)。
ハンドル部分に装着する傘スタンドなるアクセサリーがあるんですね。東京ではあまり見かけないのはなぜでしょう。
ちなみに大阪府警察のWebページには、「傘スタンドを使用しての傘さし運転について」として、以下のような注意喚起がなされています。
●道路交通法 第70条(安全運転の義務)
通行人に傘が接触し、他人に危害を及ぼした場合(交通事故)等は、危険行為の対象となる可能性があります。
●大阪府道路交通規則 第11条第4号(軽車両の乗車又は積載の制限)
「傘スタンド」に傘を積載した場合に、傘の幅及び高さの制限は、
・幅:0.3メートル
・高さ:2メートル
で、超えた場合は違反になります。
幅30cmの傘なんてないやろと思いましたが、自転車のハンドルから左右各15cmを超えてはみ出さなければOKらしい。自転車はともかく、あの猛暑で外を歩くには、男も日傘を差すべきだと肌で実感しました。無防備で歩くとシミも増えそうですし、熱中症も怖い。おばちゃんの自転車走行を横目に見つつ、「男が日傘なんてかっこ悪い」なんて固定観念は、去年の夏、あっさり溶けたのです。
そして、男が買うべき日傘はどれだろうと調べたところ、アウトドアメーカー・モンベルの「トラベル サンブロックアンブレラ」を見つけました。紫外線の遮へい率90%以上でありながら、晴雨兼用で130gと軽量。これなら雨対策として1年中鞄の中に常備できそうです。
ちょうど宿泊していた天王寺にアウトドアメーカーのモンベルのショップがあったので、開店と同時に駆け込みました。しかし見事に品切れ(当然のことながらオンラインショップでも完売)。店員さんに聞けば「年内は入荷の見込みなし」とのこと。
近くのショッピングモールも覗いてみましたが、ほとんどの日傘はレースが付いているなど女性向けのデザインばかり。マジで日傘メーカーはジェンダーレスデザインの製品作った方がいいと思う。
あれからちょうど半年が経ちました。モンベルのオンラインショップを覗いたところ、ありましたよ「トラベル サンブロックアンブレラ」。昨年の体験を踏まえて即購入。とりあえず、この夏の日差し対策は完了しました。
そして、この原稿を書きつつオンラインショップをチェックしたら、男性には一番人気なはずのカラー「ブルーグリーン」は完売していました。Amazonなどには在庫ありましたが、お値段ちょっと盛り気味。欲しい方は早めにチェックした方がいいですよ。あと3カ月もすれば梅雨の季節にもなりますしね。