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ロゴスの保冷温ペットボトルホルダーが秀逸! 小さめサイズもフィット
2025年10月9日 08:05
ペットボトルは軽量で取り扱いしやすく、携帯に便利。何度も開閉できるキャップが付いているので、一度に飲み切れなくても、残りのドリンクをこぼさずにかつ衛生的に持ち運べます。その一方で外気の影響を受けやすく、時間が経つと冷たいペットボトルはぬるくなり、温かいペットボトルは冷めてしまうのが難点。
その悩みを解決してくれるのが、アウトドアブランドで知られる「LOGOS(ロゴス)」の「真空『温・冷』ペットボトルシリンダー」です。保冷、保温に優れた真空断熱構造により、ペットボトル入り飲料の温度を長時間キープしてくれる優れモノです。実売価格は3,980円でした。
保冷・保温に優れる真空断熱構造のボトルホルダー
ロゴスの真空「温・冷」ペットボトルシリンダーは、メーカー独自の真空断熱構造を採用した、ステンレス製のボトルホルダー。
本体は上部・下部シリンダーの2つに分かれており、使用前に付属のシリコンマット2枚を下部シリンダーの底に配置してからボトルを入れ、上部シリンダーをかぶせて回し、ボトルの高さに合わせて取り付ける仕組み。
本体下部・上部の両方に真空断熱構造が採用されており、あらゆる方向からの熱を遮断できるのが最大の特徴です。
メーカーの“保冷力”実験によると、水温2℃のペットボトルを本品にセットして、外気温21℃の直射日光が当たる場所に100分置いたところ、水温は8.2℃に上昇したものの、十分冷たさを感じる状態をキープできたといいます。
なお、同じ環境で本品を使わず、そのままの状態で置いたペットボトルの水温は34.8℃にまで上昇したとのこと。アウトドアでもペットボトル飲料の温度上昇を抑えられる保冷力の高さがうかがえます。
実際に、冷たい500mlペットボトル入りのお茶を本品に入れて使用したところ、その優れた保冷力を実感できました。
午前9時頃にコンビニエンスストアで購入した冷たいペットボトルをセットし、室温26~27℃ほどの部屋に置いて、少しずつ飲みながら仕事をしたところ、午後4時を過ぎても、お茶を冷たいと感じる温度が保たれていました。ペットボトルのままだと室内でもぬるくなってしまうので、冷たい飲み物を冷たいまま飲みたいときに、かなり重宝しています。
さらに保冷性能を高めたいときは、ロゴスの強力保冷剤で知られる「倍速凍結・氷点下パックコンパクト(別売・1,200円前後)」を併用するのがおすすめです。
ちなみに、メーカーの“保温力”実験で、70℃のお湯入りのペットボトルを本品にセットし、冷蔵庫に入れて60分後に温度を計測したところ、60.5℃だったとのこと。外気温が低くても飲み物の温かさをキープできるので、寒い季節も間違いなく活躍してくれそうです。
結露しにくく、テーブルやバッグが濡れない
冷たいペットボトルをそのまま置いておくと、外気温との差で結露(けつろ)が発生します。ボトル表面に水滴が付着するため、テーブルに置いておくと周囲に水がたまったり、バッグに入れておくと中が濡れたりなどのプチストレスを感じることも。
その点、真空断熱構造が使用されている本品を使うと、ほとんど結露しません。実際に冷たいペットボトルを入れ、しばらくしてから本体上部を外して内部をチェックしてみると、あまり水滴がついていなかったのには驚きました。
市販のペットボトルホルダーの種類によっては、ボトル全体を覆っていても、結露の水滴がホルダーから漏れてしまうことがありますが、本品を使うとその心配がないのもうれしいポイントです。
370~670mlのペットボトル・ボトル缶に対応
本品は、幅広いサイズのペットボトルに対応しているのも利点です。容量370~670ml(最大直径7.2cm、高さ17.5~25.0cm)のボトルを収められます。別売の保冷剤(氷点下パックコンパクト)を併用する場合は、底がかさ上げされるので、高さ14.5~22cmのボトルを入れるのがポイントです。
また、対応サイズであれば、ペットボトルだけでなく、キャップ付きのボトル缶にも使えて、汎用性が高いのも魅力だと思いました。
本品は、セットするボトルの高さに合わせて、上部のシリンダーをクルクル回してフィットさせられるため、小さめのペットボトルを入れても見た目がアンバランスになることはありません。また、あらかじめ下部シリンダーの底にシリコンパッドを配置しておくことでペットボトルの底の滑り止めとなり、未開封状態のキャップをスムーズに開けられます。
本品を使用すると、元のペットボトルの径に比べて一回りも二回りもサイズが大きくなりますが、さほど違和感はありませんでした。ただし、手が小さい人や子供が使う場合は、両手でしっかりホールドした方が良さそうです。
本品の重量は約450g。容量の多いペットボトルを入れると、その分ズッシリと重さを感じますが、つくりがしっかりしている点、保冷・保温性能の高さを考慮すると許容範囲かなと思いました。
頑丈なステンレス製! 汚れたら丸洗いOK
本品はお手入れもしやすいです。水濡れ、汚れ、サビに強いステンレス製のシリンダーなので、使用後は軽く全体を拭くだけで問題ありません。
なお、汚れが気になる場合は、丸洗いも可能です。本体が上下に2分割できるので、ラクに洗えます。普段のお手入れはサッと済ませてOKですが、定期的に丸洗いして、清潔に使うのがおすすめです。
メンテナンスが簡単な上、保冷・保温性能に優れたロゴスの真空「温・冷」ペットボトルシリンダーは、普段使い、オフィス、アウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれているアイテムです。

