今日のいいね!
ロゴスのハサミ兼ナイフがキッチンとアウトドアで大活躍!
2024年8月1日 08:05
パッケージをスッと開封したり、食材をカットしたり、1つあると便利なキッチンバサミ。筆者も、包丁代わりに使えばまな板いらずで洗い物も減らせる、キッチンバサミ愛用者のひとりです。
長年使っていたものが古くなったため、いよいよ買い替えようと新しいものを探し始めたのですが、種類がいっぱいあってなかなか選び切れませんでした。
そんなときに見つけたのが、LOGOS(ロゴス)の「シザーナイフ」。価格は3,960円。ハサミとしてもナイフとしても使えるところが便利そうだったので、すぐに購入しました。アウトドア向けのギアですが、今ではキッチンでも活躍してくれている、便利なアイテムです。
ハサミとナイフの二刀流! キャンプもこれ1本でOK
ロゴス「シザーナイフ」は名前の通り、ハサミとナイフの二刀流で使えるアウトドアギアです。
普段、キッチンバサミを包丁代わりに使用している筆者にとって、切れ味の良さは重要なポイント。半解凍した鶏ムネ肉で削ぎ切りを試したところ、刃がスッと入り、思っていた以上にきれいにカットできました。
本品は分解すると小型ナイフとしても使用できます。
分解方法もとても簡単です。ハサミの状態で両刃を約90度に開き、支点パーツをナイフの穴に合わせると取り外せます。なお、ハサミに戻すときは逆の手順を踏むだけです。
本品を使用する前は、ナイフ機能についてはさほど期待していなかったのですが、実際に使ってみたところ、想像以上に切れ味が良かったです。トマトにはスッと刃が入り、切り口もきれいです。
生の硬いニンジンもカットできたので、アウトドアでの調理にも問題なく使えると思いました。
さらに硬い、ワインボトルのカプセル(ネック部分を覆っている薄い金属製のシート)を切って取り外せたのにも驚きました。まるでソムリエナイフのようです。
一般に万能バサミと呼ばれるものの多くは、様々な用途に使えるものの、ひとつひとつの機能は専用品に劣る、刃の切れ味がイマイチ、といった傾向がありますが、本品はそのようなことはありませんでした。
切れ味の良さに納得! 世界が認める岐阜県関市産
本品は、刃物の町で知られる「岐阜県関市」で作られたものです。同地は「大阪府堺市」「新潟県三条市」と並ぶ日本三大刃物産地であり、イギリスのSheffield(シェフィールド)、ドイツのSolingen(ゾーリンゲン)とともに、世界三大刃物産地(刃物産業の3S)のひとつにも数えられる場所。
したがって、ハサミもナイフも切れ味が良いのには納得です。直販価格は3,960円と、価格だけを見ると決して安くはありませんが、性能や耐久性の良さ、ナイフとしても使えることなどを考慮すると、お値段以上の良い商品だと思います。
分解できるので洗いやすくて衛生的
本品を分解し、ナイフとして使うときに、もう一方のパーツは食材を押さえる道具として活用できます。ブロックのベーコンをカットしたときに、かたまりの方を押さえながらナイフを入れられたので、切りやすかったです。
そのほかに本品を分解できる利点は、一般的なキッチンバサミよりも洗いやすいことです。刃はサビに強いステンレス製で、もちろん丸洗いが可能。
ハサミの状態だと、パーツ同士が重なった部分は汚れを落としにくいですが、分離することで重なる部分がなくなり、隅々まで洗えて、衛生的に使えます。パーツを分けることで、乾燥しやすいのもうれしいポイント。
防災グッズとして備えるのも良い
1本でハサミ、ナイフの2WAYで使えるため、キャンプやバーベキューなどのアウトドアから日常まで、幅広いシーンで活用できます。サイズは全長19cm(刃体長は約8.5cm)、重量80gほどなので、少しでも荷物を減らしたいソロキャンプやツーリングなどにもうってつけでしょう。
ハサミとして使うときは、グリップエンドの穴に親指と小指を入れて刃を動かすので、一般的なハサミとはホールドのスタイルが異なりますが、開閉しやすく、利き手と反対の手でも使いやすいことが分かりました。
一方で握り心地はあまり良いとは言えず、しばらくハサミを使っていると手が痛くなるので注意しましょう。それ以外は特に気になることはなく、筆者は日常生活で主にキッチンバサミとして使っています。
また、本品は防災グッズにも適していると思いました。1本でハサミ、ナイフの2通りの使い方ができる上、コンパクトで切れ味も良いので、いざというときにも何かと役立ちそうです。