コバエ一匹残らず駆逐してやる! 薬剤不使用の捕獲器でごっそり

ベランダ園芸でお世話になっている、アース製薬の「BotaNice 土からわいたコバエ退治」を紹介します

ご近所さんから種をいただいたことをきっかけに、ベランダでバジルを育て始めました。バジルには土壌栽培と水耕栽培の2種類の方法があるらしく、田舎育ちかつ園芸初心者の筆者は「土に埋めときゃなんとかなるべ」の精神で、なんの迷いもなく前者の栽培法で育て始めたのですが、今思えばこれが間違いだった……。

めっちゃコバエが湧きました。「え? バジル腐った???」と焦るレベルで大量のコバエが連日ウヨウヨと。水やりや洗濯物を干すのにベランダに出ればコバエに集られ、室内に戻ろうとすると数匹一緒にINしてしまい、室内でも集られるという事態に。

5月上旬に発芽

コバエが湧きつつも、7月中旬にはこんなに大きくなりました

調べたところ、原因としては“有機質の土を使用したこと”と考えられます。コバエは有機物が大好きなため、筆者が何も考えず購入した「野菜用の土」も、例外なくお気に召してしまったようです。

コバエを退治するべく、殺虫剤を使おうにも「食用作物には使用しないで」といった製品が多く、困りました。そんなときに見つけたのが、アース製薬の「BotaNice 土からわいたコバエ退治」。4個入りで、直販価格は878円です。

アース製薬「BotaNice 土からわいたコバエ退治」

4個入りです

葉っぱのカタチが可愛いです。ニオイは特になし

化学殺虫成分不使用のため、食用作物への使用OK。設置方法はプランターの土に挿すだけと至ってシンプルで、たったそれだけでコバエがホイホイ捕まるというものです。

コバエが歩いて移動する性質を利用して捕まえます

葉っぱの先の方を持って、地面に挿します

早速挿してみると、効果バツグン。数分後にはもう数匹引っ掛かりました……。これは凄い……!

挿して早々にコバエを捕まえてくれました

1～2週間も経つと、もっとごっそり取れました。絵面がグロい(笑)。コバエがビッチビチになったら新しい捕獲器に交換して……の繰り返しです。ちなみにメーカーが設定する交換目安は約1カ月です。

絵面がグロいのでモザイク処理していますが、ごっそりコバエが取れています

コバエを見たくない場合には、裏面が見えないように設置してもいいと思います

しかしながら、やはり全部駆逐するのは難しく、たまに室内で残党らしきコバエを見つけるのが実のところ。とはいえ、初期の何も対策をしていなかった頃に比べると明らかにその数は激減しているので、「BotaNice 土からわいたコバエ退治」を購入して良かったと思っています。

またランニングコストもかかるため、今後は水耕栽培できる作物であれば水耕栽培を優先しようかな? と悩んでいたり。試しにベランダのバジルを少し切って、室内で水耕栽培にもチャレンジ中ですが、やはりベランダの方が葉のハリがいい気がするので、筆者は今後も「BotaNice 土からわいたコバエ退治」と共に、コバエと戦い続けるかも……?

豆苗と共にバジルも水耕栽培中