e-bike日々徒然

ヘルメットバイザーにLEDヘッドライトを装着。夜道が快適に

夜など暗い時間帯にe-bikeで走っていると、ライトが車体の進行方向だけを照らすことに不便を感じます。路上の右や左に見えにくいモノがあってソレを確認したい場合、そのモノに向かって走ったり、いったん停車してライトをそちらに向けるなどする必要があるからです。

……では、どうすれば? ヘルメットにライトが付いていたら便利かも!? そう考えてヘルメットのバイザーに取り付けられそうなライトを買い、試してみました。ちなみに筆者はLAZERのヘルメットを愛用しています。

Amazonで買ったwonydojeyブランドの「ヘルメットライト クリップ式」です。価格は1,999円。90度の範囲で角度調節が可能なクリップを帽子のつば先端下部に装着します。COB LEDで、明るさは150ルーメンとなっています。白色と赤色で光り、白色の明るさは3段階調節で、赤色は点灯と点滅を切り替えられます。USB-Cポートで充電でき、満充電から2~24時間使用できます。手をかざすだけでオンオフできるモーションセンサーも使えます
バイザーがある自転車用ヘルメットにクリップしてみました。クリップの奥まではバイザーが入りませんでしたが、なんとか使えそうです
こちらは大きめのバイザーがある自転車用ヘルメット。クリップの奥までバイザーが入りました

写真のLEDライトは帽子(キャップなど)用で、バイザー部分がファブリックであるなど、ある程度の摩擦がある対象にクリップすることを想定しているようです。なので、わりと滑りやすい素材で作られた自転車用ヘルメットのバイザーだと、振動で外れて滑り落ちそうになります。

ということで、実使用にはビニールテープなどで補強的に固定する必要がありました。普段はバイザーから外しておき、使用時のみバイザーにクリップしてビニールテープで止めるというスタイルかな、と。

この程度テープ止めすればライトが落ちてしまうことはないと思います

ともあれ実際にこのLEDライトをヘルメットに装着して夜道を走ってみますと、これはなかなか快適! COB LEDライトのため前方を広く照らしてくれて、またとても明るいです。こちらを向いている人やクルマがある場合、顔を下に向けるようにするとバイザーおよびLEDライトも下を向くので、相手に迷惑をかけることもありません。人や交通量の多い場所ではライト自体を下向きにしておくこともできます。

ライトをもっとも前方に向けた様子。真正面からLEDライト部分を見ると、少し眩しいという感じ。なので前方から歩行者が来たときは少しバイザーを下向きにするように顔を動かすといいと思います
ライトは手前90度まで傾けられますので、「自転車の前輪の少し前方まで照らす」といった角度調整も容易です。ただし、顔に光が当たるような角度にすると、アイウェアのレンズ越しに光が乱反射することがあります

そして顔を向けた方向が照らされることの利便。どちらを見ても「そこに何があるのか?」がわかる。まあライトで照らしているから当たり前ではありますが、「そうか、ヘルメットにライトを装着するの、アリだな」と思いました。まあバイザー付きのヘルメットに限る方法ですが。

なお、このライトの場合、どんな(自転車ヘルメットの)バイザーにも装着できるというわけではありません。どのバイザーに対しても「取り付けられないことはない」という感じ。バイザー形状によってはライトが斜めになってしまったりしますので、ご購入時はご自分のベルメットバイザーに取り付けられそうかどうか、ご吟味を。

スタパ齋藤