941のイクメン徒然
第151回
娘に内緒でサンタになって幼稚園へプレゼントを運んできた話
2016年12月22日 07:00
まいどどうも! くしいです。
以前はキッズ専門のヘアサロンじゃないと泣いてしまっていた娘だけど、週末に自分の髪を切るついでに「一緒に切ってみる? お父さんと一緒のところだよ」と言ってみたら切ってみたいというので、試してみたらホントにすんなり切れて驚いた。大人かよ……。
ちなみに前髪カットのみだったので1,000円。近所で出来るようになったのでとても嬉しいような、成長が寂しいような。
さて本題。サンタをやりました。
遡ること数日。「幼稚園のクリスマス会でサンタやってくれないかって連絡あったけど、どうする?」と奥さんからLINEが来て、どうも他に声をかけていたものの誰もやってくれなくて困っているらしい。平日でも午前中ならなんとか都合をつけられると思うし、ネタにもなるだろうし、プレゼントを「ほっほっほ」とか言いながら配ればいいんだろと思ってOKした。
のが間違いだった。
本番の4日ほど前。会の流れなどが書かれた台本が送られてきて驚いた。めちゃくちゃセリフあるじゃん! 先生との掛け合いもあるし園児からの質問も決まっていて、回答もわりとしっかり書かれてる。これはまずい。
演技など普段やらないのでそもそもセリフを覚えるのが大変だし、自分で考えた台本じゃないので「こんな回答でいいんだろうか」と思う部分もあったりしてなかなか頭に入ってこないしでかなり苦労した。回答の一例をあげると「どうして帽子をかぶっているの?」という質問に「白いフワフワが付いてて楽しそうじゃろ、楽しい気持ちでクリスマスを過ごすためじゃ」ってのがあって、いやそれは防寒でしょうよ……と思ったり。
娘が寝てから、ざっと台本を見ながら奥さんと練習してみたところ「地声が低いから怖いかも、高い声にしたほうがいいと思う」というアドバイスをもらい、ああでもないこうでもないと試行錯誤。貫禄があって高い声という方針にして、もうそれはほとんど津川雅彦さんなんだけど気づけば本番は明日というタイミングだった。
小道具はあるのかないのかよくわからなかったので、自分でそれっぽい小道具も購入。普段メガネをかけていないし新品となれば娘にもバレないだろう。がんばるぞ!
というわけで本番日。こういった仕上がり。
会の流れとしては、先生方が劇をやって最後に「サンタさんありがとう!」という→影ナレで「みんなちゃんとお礼が言えてえらいね!」と言って園児ザワザワ→「ワシじゃよ!」「ここじゃよ!」とか言いながらドーンとステージにサンタ登場→プレゼントを配る→質疑応答→園児の歌を聞く→コメント→メリークリスマス! で帰る、というかんじ。
セリフは大体OKだったけどリハーサル無しのぶっつけ本番。先生がたとは何も話していなく、始まる寸前に「他の先生には内緒のサプライズプレゼント、先生たちにもプレゼント渡してください」と言われて不安要素が沢山。普段はイベント運営をやっているので、気になる点が多すぎる(笑)。
とはいえ、始まってしまえば何とかなるもので普段とは違う声色で終始笑っているフリの薄目をしていたので娘にはバレず! よかった……。
無事に全て終わり、帰り際に先生たちから「すごくお上手でした」「さすがですね!」と褒めちぎられた。しっかり練習した甲斐がありました。よかった。
幼稚園から帰ってきた娘は「きょうサンタさん来たよ! プレゼントもらった! 質問こたえてくれた!」と喜んでくれた様子。しかも日を追うごとにサンタに会ったという事実が嬉しいらしくて、テンションが上っている模様。いやぁ、よかったよかった。
後日こちらの様子は父母の皆さんにDVDで配布されるようです。つらい(客観的に自分の演技を見られるので、ちょっと楽しみではあるけど……)。