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プロに聞いた、必須じゃないけどラクできる家電4選
2026年3月27日 08:04
春は新生活のスタートや、暮らしを見直すきっかけが増える季節。
新たに1人暮らしを始めたり、生活環境の変化に伴って家電を買い替えたり。そんな時にまず候補に挙がるのは、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などの“生活に必須な家電”ですよね。
しかし、暮らし始めると「ここをもう少しラクにしたい」「もう少し快適にできないかな」と感じる場面も。そんなときに役立つのが、日常のちょっとした手間を減らし、暮らしの満足度をぐっと高めてくれる“プラスα”の家電です。
そこで今回は、家電プロレビュアー・石井和美さんに「あると暮らしがぐっと快適になる家電」を4つ厳選してもらい、その魅力やおすすめポイントを伺いました。
新生活を始める人はもちろん、春のタイミングで暮らしを見直したい人も、ぜひ自分の生活にフィットしそうな1台を探してみてください。
レコルトのスープメーカー
シリーズ累計出荷数50万台を誇る人気スープメーカーのラージモデル。最大800mlまで作れる大容量タイプで、7つの調理モードを搭載。使い方は、材料を入れてモードを選び、スタートボタンを押すだけ。「ポタージュ/ペースト」「スープ」「たべるスープ」「豆乳」「おかゆ」「ジュース」など、多彩な調理が可能。
――レコルト「自動調理ポット ラージ」のおすすめポイントは?
新生活の最初のうちは張り切って自炊していても、数カ月経つと疲れてしまって、つい出来合いのものに頼ってしまうこともありますよね。そうなると食事内容が高カロリーなメニューに偏りがちになり、栄養面も心配になります。
そんなときに便利なのが、レコルトの自動調理ポットです。「最近、野菜が足りていないかも」と感じたときも、1台あれば手軽に栄養を補えます。
スーパーで適当に野菜をいくつか買ってきて、ポットに入れてスイッチを押すだけで、おいしいトロトロのポタージュスープが簡単に作れるのが魅力です。
さらに、お粥も調理可能です。しかもごはんからではなく“お米から作るお粥”なので、より本格的な味わいになります。体調を崩したときにも、手軽に作れてしっかり役立ちますね。(石井和美さん、以下同)
――ほかのスープメーカーとの違いは?
スープメーカーはACモーターを採用する製品が多い中で、レコルトの自動調理ポットは、DCモーターを採用しています。おかげで、回転スピードを細かく制御できるんです。
例えば、けんちん汁のように具材の形を残したいスープは、回転が速すぎると具材が砕けてしまいますが、ゆっくり回転させられるレコルトなら、食感をしっかり残せます。
容量は約400mlから作れるので、1人分のスープも作りやすいですし、最大800mlまで対応の大容量モデルなので、友達が来たときなど4〜5人分くらいまで対応できます。
内側のコーティングも優秀で焦げ付きにくく、後片付けがとてもラクなのも嬉しいポイント。総合的に見て、新生活で自炊を始める人はもちろん、春のタイミングで食生活を見直したい人にも心強い“栄養サポート家電”として、かなりおすすめの1台です。
ケルヒャーのモバイル高圧洗浄機
充電式(コードレス)で、コンセントなしで使える高圧洗浄機。手のひらサイズで重さも780gと軽量。水道に繋がなくてもペットボトルやバケツの水で洗浄できるのが特徴。「標準幅広」「ポイントジェット」「傾斜」「シャワー」と4つの噴射モードは、ノズルの先端部分を回すことで切り替えられ、用途に合わせた洗浄が可能。
――ケルヒャー「モバイル高圧洗浄機 OC Handy Compact」のおすすめポイントは?
ケルヒャーと聞くと、本格的な高圧洗浄機を想像すると思うんですけど、これは本当にコンパクトで、“ちょこっと使い”にすごく便利な、日常の掃除に取り入れやすいモデルなんです。
自転車の泥汚れも、水だけでシャーっと手早く落とせますし、エアコンのフィルター掃除、窓のサッシや網戸、ベランダの汚れなど、細かな部分の掃除に大活躍。釣り道具やサッカーボールなど、趣味の道具を洗うのにも使えます。
部屋の中だけなら普通の掃除機で十分ですが、長く暮らしていると「これは水で洗いたいな」というものがけっこう出てくるんですよね。そんなとき、ひとつ持っておくと重宝します。
アパートのベランダに蛇口がない物件でも、ペットボトルに水を入れて、付属のペットボトルアダプターをガチャッと本体に差し込めば、外でサーっと洗うという使い方ができます。ただ、ペットボトルに繋いで使う場合は、水があっという間になくなります。水の消費が早いのは惜しいところですが、「蛇口の場所に縛られずに使える」という点はやはり大きなメリットです。
SwitchBotのハブ3
赤外線リモコンを用いる家電やSwitchBotデバイスなどを一括操作・自動化できる、スマートリモコンシリーズのフラッグシップモデル。ストリーミング端末のリモコンとして使えるほか、温度・湿度・照度・人感などのセンサーを本体に搭載し、部屋の環境を見える化しながら家電を自動制御できる。
――「SwitchBot ハブ3」のおすすめポイントは?
家電をいろいろ揃えると、リモコンが増えてきますよね。SwitchBot ハブ3があると、自宅のエアコン、テレビ、照明などの家電を、このハブ経由でまとめてラクに操作できるようになります。一度使うと、その便利さを実感できるはずです。
外出先からエアコンの消し忘れを確認したり、自宅に着く15分前に電源をオンにするといった操作も可能です。「室温が何℃になったらエアコンをつける」など、自動運転の設定もできるので、ちょっとした生活行動を自動化して、暮らしを快適にしてくれます。
あと、照明のオン・オフもスケジュールできるので、留守中にあえて点灯・消灯を切り替えて“在宅っぽさ”を演出するといった使い方もできます。防犯も兼ねてスマートホームを始めたい人には、とくにおすすめですね。
――ほかのハブ製品との違いは?
ハブ製品の中には、スマートフォン操作に限られるものも多いですが、これは本体でもしっかり操作できるのが特徴です。
手元のダイヤルでエアコンの温度や照明の明るさ、テレビの音量などを直感的に変えられますし、本体ディスプレイで室温や湿度も確認できるので、ひと目で室内環境を把握できるのもよいところです。
操作感がアナログ寄りなので、スマートホームに興味はあるけれど機械操作に苦手意識がある人にも向いていますよ。
ラッセルホブスのエアフライオーブン
イギリス発のキッチン家電ブランド「Russell Hobbs(ラッセルホブス)」の自動調理家電。高温の熱風を循環させることで、揚げる・焼く・温めるといった調理が可能。5つのモードを搭載し、「AIR FRY」は冷凍フライドポテトや揚げ物、「BAKE」はパウンドケーキ、「ROAST」はローストチキンやアクアパッツァ、「GRILL」は焼き魚やグラタン、「REHEAT」は惣菜の温め直しに適している。接地面積がA4サイズ程度のコンパクト設計。
――「ラッセルホブス エアフライオーブン」のおすすめポイントは?
自宅でイチから揚げ物をするのはハードルが高いという方は多いと思いますが、ラッセルホブスの「エアフライオーブン」なら、スーパーで買ってきた天ぷらや唐揚げを温め直すだけで、揚げたてのような食感に仕上げられます。余分な油もほどよく落ちて、ヘルシーに食べられるので、健康面にもメリットがあるでしょう。
野菜を軽く焼いて、塩を振って食べるだけでもおいしくて、「あと一品ほしい」ときにも重宝します。料理を楽しみたい人はもちろんですが、なるべくラクをしたい人に特におすすめです。
――ほかの「エアフライヤー」といった製品との違いは?
本体がそれほど大きくないので、予熱がほとんどいらず、庫内がすぐ高温になるので、忙しいときでもすぐに使えます。見た目はコンパクトですが、庫内は奥行きがある長方形で、たくさんの食材を並べやすいのもポイントです。
昔は見た目のわりに庫内が狭い機種も多かったんですが、最近は小型でも容量を確保したモデルが増えています。その代表例のひとつが、このエアフライオーブンですね。
温度調整もしやすく、自分好みの仕上がりに合わせやすいので、暮らしや好みが変わっても長く使いやすい点も魅力です。








