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全部おまかせロボット掃除機の究極形!? Roborock Saros 10で隅までキレイ実感
- 提供:
- Roborock
2025年12月3日 09:00
いまやロボット掃除機は、吸引掃除に加えて水拭きまでできるのが当たり前。普及モデルでも吸引と水拭きの同時運転が一般的になり、高機能モデルではロボット本体への自動給水や、水拭き後のモップ自動洗浄・乾燥までをこなす「全自動型」も多く登場しています。こうした市場のなかで、技術力の高さから世界的に注目されているのが、ロボット掃除機の出荷台数世界1位(※)を誇るRoborock(ロボロック)です。
(※)IDCによる2025年上半期ロボット掃除機出荷台数調査。
このロボロックから最新の最上位モデルとして登場したのが「Roborock Saros 10(ロボロック サロス イチゼロ)」(以下、Saros 10)。同社らしい先進機能と高い掃除性能に加え、使い勝手の良さや賢さ、お手入れの手間まで徹底して削減した完成度の高い一台に仕上がっています。家電大賞 2025-2026の「ロボット掃除機部門」にノミネートされるのも納得。実際にどこが凄いのか? 今回はSaros 10を自宅でじっくり試しながら、その魅力と使用感を紹介します。
強力吸引と進化した水拭きで、床も壁際も隅までキレイに
ロボット掃除機だけに、まず気になるのが掃除力。Saros 10は吸引と水拭きの両方を同時に行なえるモデルですが、吸引掃除ではロボロック史上最高となる22,000Paの超強力な吸引力を備えています。実際に掃除後の床を確認すると、ロボット掃除機では取り切れないことも多いフローリングの溝に落ちた細かな土まで、しっかり吸い上げられていました。また、従来は苦手とされてきた部屋の隅でも、サイドブラシがしっかり伸びてゴミをかき出すので「角にホコリが残りがち」というロボット掃除機ならではの弱点もカバーしています。
水拭き掃除は、毎分4,000回の高速振動と最大8Nの加重を組み合わせた力強いモップ機構が特徴です。さらにSaros 10は、多くのロボット掃除機が苦手とする障害物ギリギリの水拭きにも対応。メインのモップに加えて「壁キワモップ」を搭載することで、壁際0.51mmまで接近して水拭き掃除を行ないます。
格納できるセンサーで、いままで掃除できなかった死角もクリアに
さらに、筆者が個人的に強く気に入ったのが、Saros 10で新開発された「LDSセンサーが昇降する」機能です。LDSセンサーは、レーザー光を使ってロボット本体から離れた壁や家具までの距離を瞬時に計測。さらにToFセンサーが空間の高さを測定し、ロボットが自分の位置や部屋の形を正確に把握します。カメラより情報の取得速度と精度が高く、現在では高機能ロボット掃除機の多くに採用されている方式です。
一般的に、このLDSレーザーはロボット掃除機の上部に飛び出る形で搭載されていますが、このため本体がどうしても高くなりがち。実際、市場にあるLDS搭載モデルの多くは高さ9cm以上、機種によっては10cmを超えることもあります。Saros 10も通常時は9.35cmですが、家具など狭い隙間に潜り込む時だけLDSが自動で本体に沈み込み、高さを7.98cmまで抑えられます。
筆者がロボット掃除機を利用している環境には大きなL字ソファがあるのですが、このソファ下の隙間がちょうど8cm。このため、いままで試した多くのロボット掃除機はソファ下には入れませんでした。しかしSaros 10は昇降式LDSのおかげでこの条件をクリアし、長年掃除の死角になっていたソファ下までしっかり走行してくれました。
このほか、Saros 10は走行性能の高さも印象的でした。多くのロボット掃除機が乗り越えられる段差は2cm前後程度ですが、Saros 10は前輪を持ち上げる独自構造を採用することで、最大3cm、2段階の段差なら合計4cmまで対応します。室内の敷居や分厚いカーペットの段差でも、住環境を選ばずにしっかり走行可能です。
さらに、RGBカメラなどを利用した物体検知機能では100種類以上の物体を識別。床に小物が散らかった状態でも、ケーブルやペットのおもちゃ、衣類などを賢くよけながら掃除してくれました。清掃範囲が広いだけでなく、少々片付けが追いついていない状態でも任せられる頼もしさは、このSaros 10ならではの魅力です。
全自動ドックと毛がらみしない本体で日々のメンテナンスがほぼゼロに
いまどきの高機能ロボット掃除機は、掃除機本体だけではなくドックも高機能。Saros 10も「8way全自動ドック」で人の手が必要な作業のほとんどをドックがサポートしてくれます。
8way全自動ドックの「8つの機能」は以下のとおり。
・80度の温水でモップとドックを洗浄し、黄色ブドウ球菌・大腸菌を 99.99%除去
・モップの温風乾燥機能
・掃除前に水拭きモップを着脱
・モップの汚れを検知して必要に応じて再度掃除
・水拭きや洗浄用の水を自動給水
・約60日分のゴミの自動収集
・水拭き用の洗浄洗剤を自動投入
・150分でフル充電できるスピード充電
いままで掃除前に必要だった本体への給水や、掃除後のゴミ捨て、モップ洗浄・乾燥といった「掃除のたびに作業すべきもの」がほぼすべて全自動化されているのがわかります。なかでも、個人的に良かったのが「80度の温水洗浄で除菌しながらのモップ洗浄」。かなり汚れたモップでも使ったことがほとんどわからないくらいの見た目に戻っています。
ところで、自動メンテナンス機能があっても、ロボット掃除機は意外と「人の手でメンテナンス」しないといけない部分があります。よくあるのが、絡まった髪の毛の除去作業。筆者はかなりのロングヘアなので、普通のロボット掃除機だと比較的高頻度で絡まった髪を手でむしり取る作業が必要です。しかし、Saros 10は毎日のブラッシング時に髪をわざと床に落とすようにしても、1週間ずっと髪が絡まることがありませんでした。写真は7日間掃除したあとのブラシですが、髪がまったく絡まっていないのがわかります。
気が付いたら部屋がキレイ、を実現するロボット掃除機
Saros 10は、吸引力や水拭き性能といった清掃能力の高さはもちろん、壁際の仕上げ精度や家具下への走行自由度、段差越えや物体回避など、家中を「掃除できる場所」へ変えるための機能が細やかに盛り込まれています。さらに、8way全自動ドックによるメンテナンスの少なさや、ブラシの毛がらみの少なさなど、ロボット掃除機を意識せずに毎日を過ごせるための工夫も充実。まさに「気が付いたら家がきれいになっている」状態を実現しやすい一台だと感じました。
ロボット掃除機は、買って終わりではなく「使い続けられるかどうか」が重要です。Saros 10は、これまでロボット掃除機が苦手としていた面倒さをしっかり取り除き、日常の負担を自然に減らしてくれるモデルだと感じました。これからロボット掃除機を導入したい人はもちろん、一度使ったものの継続を諦めてしまった人にもあらためておすすめできる製品だと感じます。
(提供:Roborock)





