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あなたに合うロボット掃除機選びとは? 高コスパなDEEBOTの注目3モデルを徹底比較
- 提供:
- エコバックス
2021年9月22日 08:00
オリンピック・パラリンピックの閉幕とともに、いわゆる巣ごもり需要もひと段落したと報じられている。テレビやレコーダはそうかもしれないが、生活家電の中でもロボット掃除機は、相変わらず好調である。不要不急の外出を自粛すれば、家にいる時間も増える。それだけ部屋は汚れていくし、掃除をする機会も増えるというわけだ。
現在国内で入手可能なロボット掃除機は、100近くある。メーカーも老舗から一般家電メーカー、ベンチャーまで様々だ。その中でも「エコバックス(ECOVACS)」は、家庭用ロボットメーカーとして中国で1998年創業、2006年にロボット掃除機参入と、このジャンルでは十分老舗メーカーに入る。現在世界52の国と地域で、ロボット掃除機の累計販売台数No.1ブランドでもある。
そんなエコバックスのロボット掃除機「DEEBOT」シリーズには、Amazon専売モデルが3タイプある。「DEEBOT N8+」「DEEBOT N7」「DEEBOT OZMO T8」だ。1台で吸引だけでなく水拭きもできるのが便利で、それ以外にも、それぞれにメリットやポイントがある訳だが、見た目も型番も似ていることから、販売ページで見るだけでは、その違いがなかなか伝わりにくいところである。
そこで今回はこの3モデルを実際に使ってみて、それぞれの特徴をまとめてみた。あなたにピッタリの1台がきっと見つかるはずだ。
なお、Amazonが9月25日(土)9時~9月27日(月)23時59分に実施する「タイムセール祭り」では、DEEBOTの割引が行なわれ、期間中はそれぞれ25%オフになるとのことだ(セール詳細は記事の最後に記載)。
賢い自動マップ作成や水拭きなど、どのモデルも安心の基本性能
まずは3モデル共通の基本機能から確認しておこう。ボディはツインサイドブラシの中央吸い込み型で、吸い込み口の前にメインブラシがあるという構造。
正面にセンサー及びバンパーがあり、上部にやや出っ張っているのがエコバックス自慢のマッピングシステム用照射ユニットとセンサーだ。最初の清掃で部屋のマップを作成し、次回からさらに効率的に掃除してくれる。
背面には給水タンクがあり、吸引掃除と同時に専用モップパッドによる水拭き掃除が可能だ。
一見すると、動作スピードとしては一般的なロボット掃除機と変わりないと感じるかもしれない。ただ前方のセンサーが優秀で、物や壁にガツガツぶつかる感じはなく、ソフトに接触して後退/方向転換する。このセンサーがお粗末なモデルだと、黒い物や照明が点いていない暗い部屋だと障害物が検知できず、全力でぶつかっていってびっくりする事がある。本機は暗い部屋でも問題なく障害物が検知できる。
車輪が大きく駆動力があるので、2cm未満のカーペットの段差ぐらいなら簡単に乗り越える。また自分がカーペットの上にいることをセンシングすると、吸引力を上げて掃除してくれる。動作音はトーンが低いので、うるさい感じはない。
またボディの高さが93mmしかないので、ソファの下やキッチンワゴンの下なども入り込んで綺麗にしてくれる。筆者宅はシンクにキッチンワゴンをL字型にくっつけてカウンターキッチンっぽく使っているため、人はまっすぐ進めないのだが、DEEBOTのマップ上では「脚」しかないことになっているのでどんどん行く。人間とは目線の高さが違うわけである。
底部タンクに水を入れ、クリーニングモップを取り付けると、水拭きモードになる。水を噴射してから拭き取るのではなく、絞ったぞうきんで拭き掃除する感じだ。使用後のモップを見ると、これまで吸引掃除だけでは綺麗になっていなかったのがよくわかる。
3モデルの具体的な違いは?
3モデルとも基本性能は十分高いことはおわかりいただけたかと思う。ではその先、具体的に3モデルは何が違うのか。スペックの違いをまとめてみよう。
製品名 | DEEBOT N8+ | DEEBOT N7 | DEEBOT OZMO T8 |
---|---|---|---|
自動ゴミ収集スタンド | 付属 | なし | なし |
マッピングシステム | True Mapping (D-ToF技術) | 高性能レーザーマッピング (LDS技術) | True Mapping (D-ToF技術) |
障害物回避機能 | 赤外線センサー | 赤外線センサー | 3D物体回避(True Detect)センサー +赤外線センサー |
OZMO PRO 電動モップ | 非対応 | 非対応 | 対応 |
充電時間 | 約4時間 | 約4時間 | 約6.5時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh | 3,200mAh | 5,200mAh |
動作音 | 67dB | 65dB | 55dB |
通常価格 | 74,800円 | 46,800円 | 59,800円 |
エコバックス製品では、末尾に「+」が付くと、充電ホームが自動ゴミ収集スタンド付属モデルとなる。したがって今回紹介する3モデルの中ではDEEBOT N8+が唯一、ゴミ収集スタンド付属である。
一定の掃除が終わると、自動的にホームへ帰還する訳だが、ここでDEEBOT N8+では自動ゴミ収集スタンドからの吸引が開始する。
収集スタンド付きモデルは、掃除の後に本体からゴミ捨てをする手間が省けて、定期的なゴミ捨ては1~2カ月に1回程度で済むという。
しかもスタンド内のダストボックスは紙パックなので、ゴミ捨て時に手が汚れる不快さがない。多くのゴミ収集スタンド付属モデルが10万円を超える中、7万円台はかなりリーズナブルだ。
マッピングシステムとしては、DEEBOT N8+とDEEBOT OZMO T8がD-ToF技術を使った「True Mapping」を搭載している。D-ToF(Direct-Time of Flight)は昨今、車の自動運転で採用され話題になっている機能で、レーザーパルスを周囲に照射して、壁から反射してくるまでの遅延時間を測定して距離を算出する方法だ。高精度にマッピングできるD-ToFをロボット掃除機に搭載したのは、エコバックスが最初である。
障害物回避機能では、DEEBOT OZMO T8が採用する「3D物体回避(True Detect)センサー+赤外線センサー」の違いが大きい。これは前面のバンパー部分に2つのセンサーを搭載し、障害物を立体的に把握して、より正確に回避する機能だ。
例えば電源ケーブルやペットの餌入れ、子供のおもちゃなど、イレギュラー的に床に置かれているものを検知し、バンパーにも触れずに回避する。植物の葉っぱなどを検出すると「これは何だろう? 行けるかな」と立ち止まって考えたりする姿もかわいい。
もう一つ、DEEBOT OZMO T8のポイントは、背面の水タンクを別売の「OZMO Pro 強力電動 クリーニングモップキット」に交換できることだ。このキットは通常のモップユニットよりも圧力をかけて床に密着させながら、1分間に480回の振動で拭き掃除を行なう。ケチャップ、コーヒー、油などの頑固な汚もきれいに拭き取れる優れものだ。
家族や生活スタイルに合わせて、個性で選べる3モデル
3モデルの個性がわかったところで、各モデルがどんな人にフィットするかを考えてみたい。
まずゴミ収集まで全自動のDEEBOT N8+は、定期的な本体内のゴミ捨てから解放されるというメリットが大きい。収集スタンドの紙パック交換は1~2カ月に1回だし、ゴミ捨て時に手も汚れず衛生的だ。これは2人がフルタイムで働く忙しいご家庭や、室内ペットがいて毎回の掃除で大量に抜け毛が取れるといったご家庭におすすめしたい。
障害物回避に優れ、別売で電動クリーニングモップが使えるDEEBOT OZMO T8は、小さいお子さんがいる家庭にピッタリだ。予想外のところにおもちゃが転がっていても上手に避けてくれるので「ロボットがどこかに押していっておもちゃがなくなっちゃった」ということを防げる。
また「子供の食べこぼしをうっかり踏みつけて広げちゃった」「飲み物をこぼしちゃって一応拭いたんだけどちゃんと綺麗になったか心配」という方にこそ、電動クリーニングモップを使っていただきたい。通常の拭き掃除以上の効果が得られるはずだ。
DEEBOT N7はベーシックモデルという位置付けだが、基本性能は上位モデルと共通なので、ロボット掃除機の入門機として十分メリットを感じさせる。さらに価格の安さも魅力で、一人暮らしや単身赴任の方、「初めてロボット掃除機を買うけど何がいいのかわからない」という方におすすめだ。
筆者宅ではDEEBOT N7を使っているが、以前使っていた“行き当たりばったり型”ロボット掃除機よりも短時間で掃除が終わるのが魅力だ。さらにスマートスピーカーにも対応しており、音声コマンドで掃除の開始や中止が指示できるのも気に入っている。
昨今ではほとんどの床がフローリングというご家庭も増えたと思うが、筆者宅でも普段は家族全員裸足でフローリングの床をウロウロしており、定期的なモップがけが必須だった。だが吸引掃除だけでなく、同時に拭き掃除ができるDEEBOTシリーズのおかげで、モップがけの手間からも解放された。
清潔な床を裸足で安心して歩けるDEEBOTシリーズを、この機会に検討されてはいかがだろうか。
(協力:エコバックス)
タイムセール祭り開催期間:9月25日(土)9時~9月27日(月)23時59分
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