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急速充電器やオートライト機能を新採用した電動アシスト自転車

 ヤマハ発動機は、急速充電器とオートライト機能を新たに採用した電動アシスト自転車「PAS」の2014年モデル4機種「PAS ナチュラ L デラックス」「PAS ナチュラ L」「PAS ナチュラ S」「PAS Ami」を、12月25日より順次発売する。希望小売価格は、「PAS ナチュラ L デラックス」が111,300円、「PAS ナチュラ L」が109,200円、「PAS ナチュラ S」が93,450円、「PAS Ami」が113,400円。

PAS ナチュラ L デラックス マカロンラテ
PAS ナチュラ L キャンディグリーン
PAS ナチュラ S リッチレッド
PAS Ami シェルピンク

 急速充電器では充電時間を短縮。それぞれ、8.7Ahリチウムイオン電池の充電時間が従来の約4.5時間から約2.5時間に、5.0Ahリチウムイオン電池の充電時間が従来の約2.5時間から約1.5時間に短縮された。

 また、バッテリー容量が5.0Ah、8.7Ah、12.8Ahの3種類のリチウムイオン電池を使えるようになった。ただし、各モデルに標準搭載されているバッテリーと容量が異なるバッテリーを使うと、アシスト力や走行距離が変わる場合があるという。

 オートライト機能は、電源をONにしておくと作動する。この機能では、メインスイッチのセンサーが明るさを感知し、暗くなると自動で点灯する。

 なお4機種ともに、ギアポジションに合わせてアシスト力を制御する「S.P.E.C.3」や、走行速度、ペダルを踏み込む力、ペダルの回転数を検知してアシストする「トリプルセンサーシステム」、スピード、バッテリー残量、残りのアシスト走行距離を表示する「3ファンクションメーター」は継承している。走行モードも、従来通り「強」「標準」「オートエコモード プラス」の3つが搭載されている。

 「PAS ナチュラ L デラックス」の本体サイズは1,870×560mm(全長×全幅)。本体重量は26.4kg。一充電当たりの走行距離の目安は、強モードが32km、標準モードが39km、オートエコモード プラスが45km。バッテリー容量は8.7Ah。カラーは、新色がマカロンラテ、継続色がマカロングリーンなど5色。

 「PAS ナチュラ L」の本体サイズは1,870×560mm(同)。本体重量は26.1kg。一充電当たりの走行距離の目安は、強モードが32km、標準モードが39km、オートエコモード プラスが45km。バッテリー容量は8.7Ah。カラーは、新色がアッシュゴールドとキャンディグリーン、継続色がリッチレッドなど5色。

 「PAS ナチュラ S」の本体サイズは1,880×560mm(同)。本体重量は24.0kg。一充電当たりの走行距離の目安は、強モードが17km、標準モードが20km、オートエコモード プラスが25km。バッテリー容量は5.0Ah。カラーは、すべて新色でリッチレッドやマスカットグリーンなど6色。

 「PAS Ami」の本体サイズは1,840×590mm(同)。本体重量は27.6kg。一充電当たりの走行距離の目安は、強モードが32km、標準モードが39km、オートエコモード プラスが45km。バッテリー容量は8.7Ah。カラーは、新色がマットオリーブとマットネイビーとシェルピンク、継続色がグリーンラテなど3色。

中野 信二