東京電力、富津火力発電所4号系列第1軸が停止
~電力供給には影響なし
富津火力発電所全景 |
東京電力は、富津火力発電所4号系列第1軸(50.7万kW)の運転を6日11時24分に停止したと発表した。排熱回収ボイラー入口に設置されている整流板に損傷が発見され、修理を行なっている。
東京電力によれば、7日のピーク時供給力は5,010万kWあり、予想最大出力4,550万kWに対して使用率は90%と余裕があり、でんき予報の告知も「やや厳しい」に留まっている。
富津火力発電所4号系は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル発電機で、現在3軸設置されている。第1軸は2008年に発電を開始した。
各電力会社の火力発電所は、原子力発電所の定期検査による停止を受けて稼働率が上がっており、トラブルによる停止が電力需給に影響を与えやすい状況にある。
(伊達 浩二)
2012年2月7日 15:07
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