東芝、ピコイオン搭載の空気清浄機

空気清浄機「CAF-J24」

 東芝ホームテクノは、同社独自の“ピコイオン”発生ユニットを搭載した空気清浄機「CAF-J24」を2月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。

 同社独自のピコイオン発生装置「ピコイオン除菌ウイルスハンター」を搭載した空気清浄機。ピコイオンは、微細な水に包まれた強い酸化力を持つ活性酸素「OH ラジカル」で、ウイルスやアレル物質などを抑制する効果があるほか、脱臭効果があるという。

 ピコイオンは、給水された水を使用して生成するため、安定して放出できる点が特徴。給水頻度は運転状況によっても異なるが強モードで連続運転した場合で8日間に1回程度、静音モードで間欠運転した場合、1カ月に1回程度。タンクの水が無くなると給水ランプが点灯するという。

 空気清浄機能としてはホコリやチリなどを集塵する「プレフィルター」、タバコやペットのニオイなどを脱臭する「洗える脱臭フィルター」、花粉やダニなどの活動を抑制する「抗花粉・ダニ・抗菌フィルター」、0.3μmの微細な汚れをキャッチする「HEPAフィルター」など4種類のフィルターを搭載する。抗花粉・ダニ・抗菌フィルターとHEPAフィルターが二重になった「集塵フィルター」の寿命は約5年で、別売り価格は6,300円。

本体内部には4種類のフィルターが搭載される

 また、本体にはペット臭などの不快なニオイを感知すると自動的に運転風量を強める「高感度ニオイセンサー」を搭載する。運転モードは自動・強・中・静音・おやすみの5つ。

 本体サイズは380×251×580mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7.5kg。適用床面積は24畳(40平方m)。消費電力は強モードで65W、中モードで8W、静音モードで3.5W。1日あたりの電気代の目安は強モード約34円、中モード約4.2円、静音モード約2円。24畳の部屋で使用した場合の空気清浄時間は約30分、12畳では約17分。本体カラーはホワイト。





(阿部 夏子)

2010年1月25日 16:08