タカラトミー、屋台のチョコバナナが自宅で作れる「チョコバナっちょ」など

 おもちゃ関連製品の見本市「東京おもちゃショー 2009」が7月16日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は19日までの4日間。前半2日間は商談見本市で入場が制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日が9時半から18時まで、一般公開される18日は9時から17時まで、19日は9時から16時まで。


市販のチョコを溶かしてチョコバナナを作る「チョコバナっちょ!」

チョコバナっちょ

 チョコバナナといえば、縁日の屋台でお馴染みのお菓子。それが家庭でも作れてしまう画期的な製品が「チョコバナっちょ!」だ。発売は9月で、希望小売価格は1,260円。

 作り方は、チョコバナっちょの容器の中に市販のチョコレートを砕いて入れ、レンジで溶かす。その容器の中に、スティックを挿したバナナを入れ、チョコレートをコーティングする。その後、冷蔵庫で10分間冷やせば、パリパリのチョコバナナが味わえるというわけだ。

 この製品のおもしろいところは、使うチョコによって味や見た目が変えられるところ。つまり、ホワイトチョコレートを使えば白いチョコバナナが、ストロベリーのチョコレートならピンク色のチョコバナナが楽しめる。

チョコバナナの作り方。市販のチョコレートを溶かし、その中にバナナを入れて冷やす、という流れになる会場には森永製菓のチョコレートが並んでいた。ホワイトチョコなら白いチョコバナナが作れるチョコバナっちょのパッケージ


焼き上げまで40分の「こねずに ぱぱっとパン屋さん」

こねずに ぱぱっとパン屋さん

 パンを自宅で作るというと、粉をふるいにかけて、こねて、生地を寝かして――と山ほどの工程があり手間も時間もかかる。それを40分でやってしまおうというのが「こねずに ぱぱっとパン屋さん」だ。発売は11月で、希望小売価格は3,129円。

 時間短縮の秘密は、まず本体の二重構造にある。本体上部のハンドルは上段と下段につながっており、上段で粉の「ふるい」、下段で「こね」を一度にやってしまう。また、時間のかかる粉の発酵は、電子レンジを使うことで大幅に短縮した。40秒の加熱を2回し、その後は15分ほど寝かすだけでOKだ。焼き上げには電子レンジのオーブン機能を使う。

 また、本体の二重構造を活かして、蒸しパンや中華まんなど蒸し物にも対応している。いずれも加熱は電子レンジを利用する。

本体上部にセットするふるいの部分。黄色い羽根は下段の「こね」工程で使用するもの本体下段調理例




(阿部 夏子 , 正藤 慶一)

2009年7月16日 17:23