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下半身強化のパワードスーツ 歩行から登山まで

股関節と太ももに装着し、移動をサポートする外骨格デバイス

ハイパーシェルは、下半身を強化するパワードスーツの新製品「新Hypershell Xシリーズ」を7月30日に発売した。「Hypershell X Pro S」、「Hypershell X Max S」、「Hypershell X Ultra S」の3モデルをラインナップ。価格は順に189,800円、269,800円、359,800円。

左から「Hypershell X Pro S」、「Hypershell X Max S」、「Hypershell X Ultra S」

股関節と太ももに装着し、歩行や階段昇降、坂道などでの移動をサポートする外骨格デバイス(パワードスーツ)。本体に搭載された10個以上の高精度センサーが、装着者の姿勢や動きを検知。独自のAIアルゴリズムが取得されたデータをミリ秒単位で解析し、次の動作を予測。モーター制御とヒップ・レッグレバーを巧みに連動させることで、動きに応じた最適なアシストを提供するという。

新Hypershell Xシリーズでは、チップの処理性能が従来比2倍、行列演算能力が36倍に向上。新システム「HyperIntuition」とEnd-to-End AIにより、レスポンス性能を従来比64.5%高め、応答時間0.31秒、人機シンクロ率97.5%を実現。停止や方向転換といった急な動作の変化に加え、坂道や凹凸のある路面での移動にも、より細やかに素早く反応するという。

新システム「HyperIntuition」とEnd-to-End AIを搭載

フィット感のよさも特徴で、身体の本来の動きを妨げることなく脚部への負担を軽減し、長時間・長距離の移動をサポート。最上位モデルの「Hypershell X Ultra S」は、ヒップレバーに3Dプリント成形技術で製造したチタン合金を、レッグレバーとレバーチューブはSpiralTwill 3000の螺旋綾織りカーボンを使用。動作時に生じる振動や力の伝達に伴うブレを抑えることで、姿勢を安定して支えながら身体の動きに自然に追従し、アシスト力を精密に伝達するという。

身体に直接触れるソフトパッドも細部まで見直し、腰部には硬さの異なる3つのゾーンを設け、骨盤の形状に沿ってフィットする構造を採用。背部パッドと脚部パッドも、厚みや高さ、滑り止め加工を調整することで、強く締め付けることなくズレにくい装着感を実現。また、ソフトパッドは取り外して洗濯・交換ができるため、使用後のメンテナンスも容易としている。

自然に身体へフィットする軽量で精密な工学設計

従来モデルに引き続き、歩行/階段昇降/登山/ランニングなど最大12種類の動作モードを搭載。街中での日常的な移動から、本格的なアウトドアアクティビティまで1台で対応する。

USB Type-Cによる急速充電に対応し、付属の65W充電器を使用することで約88分で0%からフル充電が可能。全モデルにIP54の防塵・防水性能を備え、動作温度は-20〜60℃。寒冷地から酷暑環境まで、幅広いフィールドで使用できる。

多様なアウトドア環境に対応する

Pro S/Max S/Ultra Sの重量は、1.8kg/1.7kg/1.7kg。最高出力は800W/1,000W/1,000W。バッテリー1個あたりの最大航続距離は17.5km/30km/30km。最大動作姿勢認識数(動作モード数)は10/10/12。いずれも5,000mAhバッテリー、USB Type-Cケーブル、65W充電器が付属。さらにUltra Sは4口急速充電ハブ、バッテリー1個(計2個)が付属する。