ぷーこの家電日記

第634回

夫の単身赴任が決定! ヤマダのリユース家電に助けられる

毎日各地で酷い雨。「もう雨はいいよ」とうんざりしているし、昔にゲリラ豪雨で床上浸水を経験したことが軽いトラウマになっていて、急に水が上がってくることを考えて恐怖に駆られる。

夜中の大雨が心配で眠れずに睡眠不足だし、気圧の乱高下のせいか体調もイマイチ。もうこれ以上大きな被害が出ないように祈ることと、自分の防災対策の見直しくらいしかできないけれど、想定外のことばかり起こりすぎて全然「これで安心!」とならずになかなか悩ましいところだ。

想定外の災害とは比較にならないのだけれど、我が家にとっては結構大きな出来事が起きた。夫が仕事から帰宅して開口一番「転勤が決まりました」というのである。数カ月前に「もしかしたら」みたいなことをチラッと話していたので、寝耳に水というほどの想定外ではないのだけれど、なんとなく「まぁ、ないだろう」と勝手に思い込んでいた。

なので最初の返事は「まじかーーー!?」だった(笑)。話を聞きながらも現実味がなかったのだけど、数日でじわじわ実感してきた。予定の赴任期間が限定的なこともあり、特に話し合うわけでもなく、お互いに単身赴任前提で準備を進める。夫の単身赴任についての私の感情は6割が「不安、不便、寂しい」で、3割が「羨ましい」で、そして最後の1割が「楽しみ」である。

もう十数年2人で暮らしてきて、ほぼ毎日一緒にご飯を食べて、毎日喋っている人がいなくなるのは、純粋に寂しい。そして、どちらかが家にいるからと犬や猫の世話を任せて家を空けたり、荷物の受け取りを任せたりできなくなるのでちょっと不便だ。車検や税金関連など、私が苦手な事務手続き的なことは夫がすべて担ってくれていたので、「ちゃんとすること」が苦手な私には不安も多い。

とはいえ、気軽な2人暮らしなので、子育て世帯などに比べたら全然たいしたことない問題である。そして結構「羨ましい」と思ってしまう理由は、「新しい土地で生活をする」ことへの憧れだ。世の中では移住や2拠点生活などが結構増えているとはいえ、仕事や家族などいろいろなしがらみがあるわけで、そんなに簡単なものではない。

私も今後どこか別の場所へ住むとすると「老後に地元に戻る」くらいの選択肢しか考えられない。それが期間限定でも初めての土地で過ごせるということは、すごく羨ましくて私までワクワクしてくる。そして今後の生活がほんの少し楽しみだ。人に合わせる必要がなく、1人だけの自由な時間を満喫しようと思う。まずはダイエットをしよう。2人だとついつい作りすぎたり食べすぎたり、お腹が空いてもいないのに食べたりしちゃうけど、1人ならきっとダイエットにも励める。そんな感じで、ほんの少しだけ楽しみだったりもするのです。

夫は夫でとても嫌そうで、とても楽しそうだ(笑)。ただ、そんな感情に浸っている時間もないくらいにやらなきゃいけないこともたくさんあるし、通常業務もあるしと、バタバタしている。物件は探さなきゃいけないし、引っ越しの手配はしなきゃいけないし、揃えなきゃならない家具や家電も多い。SUUMOとジモティーのアプリをインストールして、暇があればいろいろチェックしていた。物件は数件問い合わせをして、あとは特定の不動産屋さんとやり取りして内見へ行って契約するだけなので、今週末に夫婦で現地へ行く予定。

家具や家電に関しては、洗濯機以外は「必須だけどこだわらない」ということで、ジモティーで不用品を譲ってもらえたら……。実際に探し始めたら、無料から数千円という破格の値段での募集がたくさん出ている。家具や家電は捨てるにもお金がかかるので、引き取りに来てくれるなら無料でもOKという人が結構多いようだ。

電子レンジや冷蔵庫、ベッドなど、いくつか問い合わせメッセージを送るものの「すでに終了しました」とすべてお断りの返事が来て、夫も「ジモティーで探していたら間に合う気がしない」と言っていた。やはりお得なものは競争率が高いのだ。もしかすると、個人譲渡だけでなく、プロが仕入れとして使っているのかもしれない。とにかく時間もないし、ジモティーは諦めて普通に買う方向に舵を切り、いろいろ調べていると、ヤマダデンキのリユース家電にたどり着いた。

ヤマダデンキでは、グループで買い取った家電を自社工場で洗浄・点検を実施し、販売している。テレビ・冷蔵庫・洗濯機は24カ月、炊飯ジャー・レンジ・クリーナーは12カ月の保証付き。万が一故障しても安心なうえ、かなり安く購入することができる。「どうしても乾燥機付き洗濯機がいい」と唯一こだわりがあった洗濯機も、新品で買えばかなり高価だけど、中古だと十分許容範囲だ。これで引っ越し先で唯一の趣味のジムに毎日通ってもいつでも洗濯乾燥できる。ということで、洗濯機と冷蔵庫と電子レンジはヤマダデンキのリユース品を、テレビと炊飯ジャーは家で使っているものを持っていくことになりそうだ。

家具は仕事机と使っていなかった折りたたみのちゃぶ台のようなものも持っていく。カーテンとベッドはニトリで購入。という感じで落ち着きそう。炊飯ジャーがなくなったあと、私は鍋でご飯を炊くことになる。「1合炊き用の土鍋を作ろうっと!」と、趣味の陶芸で自分用に炊飯鍋を作るのが楽しみ。寂しい気持ちも大きいけれど、いろいろ買い物したり作ったり、なかなかできない体験にちょっとだけ浮き足立っている我が家なのでありました。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。